微分公式と構造判定の基本演習
mathcalculusexercisedifferentiation-rules
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1問題 1
(x^2+1)\sin x を微分せよ。
1.1解答例
積の微分公式より
2x\sin x+(x^2+1)\cos x
である。
1.2解説
積では2因子の変化を両方とも反映する。(fg)'=f'g+fg' であり、f'g' ではない。
2問題 2
\dfrac{x^2+1}{x-1} を微分せよ。
2.1解答例
定義域は x\ne1 である。商の微分公式より
\frac{2x(x-1)-(x^2+1)}{(x-1)^2}
=
\frac{x^2-2x-1}{(x-1)^2}
である。
2.2解説
元の関数の定義域は \mathbb{R}\setminus\{1\} である。導関数の式を得た後も、この定義域を維持する。
3問題 3
e^{x^2}\cos x を微分せよ。
3.1解答例
積の微分公式と連鎖律より
2xe^{x^2}\cos x-e^{x^2}\sin x
である。
3.2解説
合成関数 e^{x^2} の微分では、外側の指数関数の微分に、内側の関数 x^2 の導関数 2x を乗じる。
4問題 4
x>0 において f(x)=x^x を微分せよ。
4.1解答例
y=x^x とおく。x>0 なので対数を取ると
\ln y=x\ln x
である。両辺を x で微分して
\frac{y'}{y}=\ln x+1
を得る。したがって
f'(x)=x^x(\ln x+1)\qquad(x>0)
である。
4.2解説
底と指数の双方が変数であるため、通常の冪関数または指数関数の公式を直接は適用できない。対数微分により、指数を積へ変換してから微分する。
5関連リンク
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data/exercise/math/calculus/differentiation-and-derivative-computation.exercise.n.md