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電場と電位md 4a71924
lecture/physics/electromagnetism/電場と電位-講義.n.md
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電場でんば電位でんい

date2026-03-28description電場と電位を、なぜ 1 C あたりの力やエネルギーで定義するのかという理由から説明し、電位差の式まで導きます。prerequisites仕事と力学的エネルギー / ガウスの法則の基本type講義statusactiverelateddata/lecture/physics/mechanics/仕事と力学的エネルギー-講義.n.md / data/lecture/physics/electromagnetism/ガウスの法則の基本-講義.n.md / data/lecture/physics/electromagnetism/電磁気ポータル-講義.n.md / data/lecture/physics/electromagnetism/コンデンサー-講義.n.md
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導入どうにゅう

この講義こうぎ最重要さいじゅうようなのは、電場でんば電位でんい定義ていぎを、「なぜ 1 C あたりでるのか」という理由りゆうから理解りかいすることです。

電磁気でんじき混乱こんらんしやすいのは、ちから仕事しごと電圧でんあつ電位差でんいさがばらばらのりょうえることです。しかし本質ほんしつは、試験電荷しけんでんかおおきさのちがいをのぞいて、その場所ばしょそのものの性質せいしつあらわしたい、ということです。

用語ようご定義ていぎ

電場でんばElectric field とは、単位電荷たんいいでんかあたりにはたらちからです。

E=Fq

電位でんいElectric potential とは、単位電荷たんいいでんかあたりの位置いちエネルギーです。

V=Uq

方針ほうしん

まず電場でんば定義ていぎがなぜ自然しぜんかをます。そのあと仕事しごと位置いちエネルギーの関係かんけいから電位差でんいさみちびき、一様電場いちようでんばれいしき具体化ぐたいかします。

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直感的ちょっかんてき説明せつめい

重力場じゅうりょくばでは、質量しつりょうちがっても「1 kg あたり」でれば、その場所ばしょ重力じゅうりょくつよさを共通きょうつうくらべられます。電場でんばおなじで、「1 C あたり」でるから、電荷でんか場所ばしょそのものの性質せいしつえるようになります。

電位でんい同様どうようで、「その電荷でんかなん J のエネルギーをもつか」ではなく、「1 C あたりでなん J か」とるから、場所ばしょ高低こうていとして比較ひかくできます。

厳密げんみつ説明せつめい

1. 電場でんば定義ていぎ理由りゆう

試験電荷しけんでんか qいたとき、けるちから Fq比例ひれいします。したがって F そのままでは、「場所ばしょちがうからちからちがう」のか、「いた電荷でんかちがうからちからちがう」のかがかりません。

そこで qって

E=Fq

定義ていぎすると、試験電荷しけんでんかおおきさによらないそのもののつよさがあらわせます。よって

F=qE

です。

さらに、点電荷てんでんか Q がつくる電場でんばかんがえると、クーロンの法則ほうそく

F=k|Qq|r2

より、試験電荷しけんでんか qはたらちからqって

E=k|Q|r2

ます。ここでも、つよさが試験電荷しけんでんかおおきさによらないことがはっきりえます。

2. 電位でんい定義ていぎ理由りゆう

静電場せいでんばでは電気力でんきりょく保存力ほぞんりょくなので、

W=-ΔU

です。しかし Uいた電荷でんか qおおきいほどおおきくなります。ここでも場所ばしょそのものの性質せいしつるために、

V=Uq

定義ていぎします。すると U=qV だから、

W=-ΔU=-qΔV

です。

ここで大事だいじなのは、位置いちエネルギーそのものは基準きじゅんかた定数分ていすうぶんだけえられることです。だから物理的ぶつりてき意味いみつのは電位差でんいさ ΔV のほうで、電位でんい V は「れば観測可能かんそくかのうりょうになるような補助的ほじょてき関数かんすう」として導入どうにゅうされます。

3. 一様電場いちようでんばでの電位差でんいさ

一様電場いちようでんばで、電場でんばきに距離きょり d だけすすむとします。このときちからおおきさは qE一定いっていなので、

W=qEd

です。一方いっぽう

W=-qΔV

だから、

ΔV=-Ed

です。絶対値ぜったいちだければ |ΔV|=Ed です。

このしきすこ一般化いっぱんかすると、電位差でんいさ電場でんばきに沿った仕事しごとから

ΔV=-ABE·dr

けます。一様電場いちようでんばでは E一定いっていなので、このしきがそのまま ΔV=-Edもどります。したがって電位差でんいさは、「電場でんばせん沿って積分せきぶんしたもの」として理解りかいできます。

4. ガウスの法則ほうそくとのつながり

ここでは電場でんばE=[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"dfrac\")")]Fq定義ていぎしましたが、電荷分布でんかぶんぷから電場でんばもとめるときにはガウスの法則ほうそく

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E·dS=Qencε0

重要じゅうようです。これは「閉曲面へいきょくめんつらぬ電場でんば総量そうりょうは、そのなかにある電荷でんかだけでまる」という法則ほうそくです。たとえば平面へいめんちか対称性たいしょうせいをもつ場合ばあいには、このしきから一様電場いちようでんばつよさをせます。

具体的ぐたいてきには、面積めんせき Sうす円柱えんちゅうをガウスめんり、電場でんばめん垂直すいちょく一定いっていだとすると、側面そくめんからの流束りゅうそくは 0 で、上下面じょうかめんからの寄与きよだけがのこります。したがって

2ES=σSε0

となり、

E=σ2ε0

です。ここで σ面電荷密度めんでんかみつどです。このようにつよ対称性たいしょうせいがあるとき、ガウスの法則ほうそく非常ひじょう強力きょうりょくです。

この意味いみで、電場でんば定義ていぎは「1 C あたりのちから」ですが、実際じっさいもとめる道具どうぐとしては、クーロンの法則ほうそくやガウスの法則ほうそくあとからむすびつきます。

したがって、ガウスの法則ほうそくは「いつでもただしい基本法則きほんほうそく」ですが、「いつでもすぐに Eける計算公式けいさんこうしき」ではありません。対称性たいしょうせいりない場合ばあいは、閉曲面へいきょくめんっても電場でんばおおきさをめんそとせないので、そのままでは計算けいさん使つかえません。

見分みわかた

  • ちから直接ちょくせつうなら電場でんばです。
  • 電圧でんあつ位置いちエネルギー、加速かそくされた粒子りゅうし運動うんどううなら電位でんいです。
  • 電位差でんいさしきわすれたら、仕事しごと W=qEdW=-qΔVもどります。

どこまでつか

静電場せいでんばでは電場でんば保存力場ほぞんりょくばなので電位でんい定義ていぎできます。しかし時間変化じかんへんかする磁場じばがあると、単純たんじゅん静電位せいでんいだけでは記述きじゅつできません。またガウスの法則ほうそくはいつでもただしいですが、実際じっさい電場でんば簡単かんたんもとめられるのは、球対称きゅうたいしょう円筒対称えんとうたいしょう平面対称へいめんたいしょうのようなつよ対称性たいしょうせいがある場合ばあいです。

最終形さいしゅうけい

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]E=Fq
[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]V=Uq
[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]W=-qΔV
[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]ΔV=-Ed)[PARSE ERROR: Undefined("RBrace")]

一言ひとことでいうと

  • 電場でんば電位でんいは、電荷量でんかりょうちがいをのぞいて、その場所ばしょそのものの性質せいしつあらわすための定義ていぎです。

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