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勉強環境セットアップ
導入
この講義で最重要なのは、最初に記法と運用規則を固めて、あとで全体を崩さないことです。
学習ノートは 1 枚だけなら多少書き方がぶれても困りません。しかし枚数が増えると、表記のぶれ、リンク形式のぶれ、frontmatter の欠落がそのまま管理の難しさになります。だからセットアップでは、書き始める前に基準を決めます。
用語と定義
まず主役になる用語をそろえます。
Gloss とは、漢字かんじの語ごに読よみを添そえて、本文ほんぶんを読よみやすくするための書かき方かたです。
frontmatter とは、ノートの先頭せんとうにある管理かんり情報じょうほうです。この環境かんきょうでは date、tags、type、status、related、source_answer、source_scan をそろえます。
関連かんれんカードCard link とは、本文ほんぶんの中なかで他ほかのノートへつなぐ参照さんしょうです。この環境かんきょうでは @card の形式けいしきを使つかいます。
方針ほうしん
環境かんきょうセットアップでは、まず見本みほんを 1 つ決きめて、そこから外はずれないように書かくのが基本きほんです。この環境かんきょうでは sample.n.md がその基準きじゅんです。
つぎに、ノート本体ほんたいと運用うんようの役割分担やくわりぶんたんをはっきりさせます。ノートには内容ないようを書かき、prompt には書かき方かたの規則きそくを書かき、tools と src-cli には生成せいせいや lint の責務せきむを持もたせます。こうしておくと、どこを直なおせば全体ぜんたいに効きくかが分わかりやすくなります。
導出どうしゅつ
1. なぜ見本みほんを先さきに決きめるのか
書かき方かたを後あとからそろえるのは、最初さいしょにそろえるよりずっと大変たいへんです。なぜなら、表記ひょうきのずれは 1 箇所かしょではなく、全すべてのノートに散ちらばるからです。
だから sample.n.md を見本みほんにして、Gloss、数式すうしき、frontmatter、関連かんれんリンクの書かき方かたを最初さいしょに固定こていします。こうすると、新あたらしいノートを足たすたびに迷まよわずに済すみます。
2. なぜ frontmatter を省略しょうりゃくしないのか
frontmatter は見みた目めのためではなく、管理かんりのためにあります。date があれば最新更新日さいしんこうしんびが分わかり、tags があれば分野ぶんやごとに探さがせて、related があれば内容ないようのつながりを追おえます。
つまり frontmatter を欠かくと、そのノート 1 枚まいだけの問題もんだいではなく、一覧化いちらんか、検索けんさく、関連付かんれんづけまで崩くずれます。だから必須項目ひっすこうもくは省略しょうりゃくしません。
3. なぜ本文ほんぶんリンクと運用うんようツールを分わけるのか
本文ほんぶんでは @card を使つかって人間にんげんが読よめる形かたちでつなぎます。一方いっぽうで、lint や index 更新こうしんは tools と src-cli に任まかせます。
この分担ぶんたんを守まもると、内容ないようを直なおす作業さぎょうと機械的きかいてきな整形せいけいを分離ぶんりできます。その結果けっか、ノートはノートとして読よみやすく、運用うんようは運用うんようとして安定あんていします。
どこまで成なり立たつか
この方針ほうしんは、ノートが少すくない段階だんかいでも有効ゆうこうですが、数かずが増ふえるほど効果こうかが大おおきくなります。
ただし、規則きそくだけ決きめても守まもられなければ意味いみがありません。だから prompt に方針ほうしんを書かき、lint で機械的きかいてきに検査けんさし、手動確認しゅどうかくにんで補おぎなうという 3 段階だんかいで維持いじします。
最終形さいしゅうけい
勉強べんきょう環境かんきょうのセットアップでは、見本みほん、prompt、lint、運用うんようツールの役割やくわりを先さきに決きめます。
frontmatter は省略しょうりゃくせず、関連かんれんリンクは @card でそろえ、本文ほんぶんの書かき方かたは sample.n.md に合あわせます。
一言ひとことでいうと
- 最初さいしょに基準きじゅんを決きめると、あとで全体ぜんたいを直なおす手間てまが減へります。
- 内容ないようはノートに、規則きそくは prompt に、検査けんさは lint に分わけるのが基本きほんです。
- 管理かんりしやすい学習がくしゅう環境かんきょうは、書かき方かたをそろえるところから始はじまります。