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変数分離形と自律系-基本演習md a024cf2
exercise/math/differential-equations/separable-equations-and-autonomous-systems.exercise.n.md
変数分離形と自律系-基本演習
mathdifferential-equationsexerciseseparableautonomous
data/lecture/math/differential-equations/separable-equations-and-autonomous-systems.lecture.n.md
1演習の方針
変数分離形では、y を含む因子で割る場面がある。このとき、その因子が 0 になる解を失わないように、先に平衡解を確認する。
2問題 1
次の微分方程式を解け。
\frac{dy}{dx}=xy
2.2解説
y で割るときは、y=0 を先に確認する。y=0 は元の式を満たすので解である。y\ne0 の範囲では
\frac{1}{y}\frac{dy}{dx}=x
となり、積分して \log |y|=x^2/2+C を得る。C=0 を含めて書けば、零解も y=Ce^{x^2/2} に含まれる。
3問題 2
次の自律型の平衡解を求め、0<y<1 で y が増えるか減るかを判定せよ。
y'=y(1-y)
3.1解答例
○
平衡解は y=0,1 である。0<y<1 では y(1-y)>0 なので y は増加する。
3.2解説
自律系では、横軸の位置 x ではなく、現在の値 y が変化の向きを決める。これは方向場を読む準備になる。
4問題 3
次の初期値問題を解け。
y'=2y,
\qquad
y(0)=3
4.2解説
変数分離で \log|y|=2x+C を得る。初期条件 y(0)=3 は y が正である枝を選ぶので、y=Ce^{2x} に C=3 を入れればよい。