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酸化還元の基本md dd08c5e
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酸化還元の基本
chemistrytheoreticalhighschoollecture
1導入
この講義では、酸化還元を酸素が付くかどうかではなく、電子がどちらからどちらへ移動したかによって分類する方法を説明する。
酸化数は便利な確認道具である。しかし、主手順では半反応式によって電子を明示する。
2用語と定義
酸化とは、電子を失うことである。
還元とは、電子を受け取ることである。
酸化剤とは、相手を酸化させる物質であり、自分は還元される。
還元剤とは、相手を還元させる物質であり、自分は酸化される。
酸化数とは、電子の偏りを形式的に数えるための値である。
3方針
酸化還元では、次の順序で読む。
- 半反応式に分ける。
- 電子を出す側を酸化と判定する。
- 電子を受け取る側を還元と判定する。
- 酸化数で補助確認する。
4厳密な説明
4.1原理:酸化と還元は同時に起こる
仮定として、閉じた反応系で電子が保存されるとする。結論は、ある化学種が電子を失えば、別の化学種がその電子を受け取ることである。
証明する。電子は反応系の中で消滅せず、一方の化学種から他方の化学種へ移動する。電子を失うことが酸化であり、電子を受け取ることが還元である。したがって酸化と還元は同時に起こる。□
4.2半反応式の例
\mathrm{Zn\rightarrow Zn^{2+}+2e^-}
では、亜鉛が電子を失っているので酸化である。
\mathrm{Cu^{2+}+2e^-\rightarrow Cu}
では、銅イオンが電子を受け取っているので還元である。
5見分け方
| 変化 | 判定 |
| 電子を失う | 酸化 |
| 電子を受け取る | 還元 |
| 酸化数が増える | 酸化 |
| 酸化数が減る | 還元 |
6どこまで成立するか
酸化数は形式的な値であり、実際に整数個の電子が完全に移動したことを常に意味するわけではない。共有結合を含む分子では、電子の偏りを形式的に割り振っている。
7最終形
\boxed{\text{電子を失う}\rightarrow\text{酸化}}
\boxed{\text{電子を受け取る}\rightarrow\text{還元}}
8一言でいうと
酸化還元は、半反応式で電子の受け渡しを明示すると崩れない。