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熱と気体md a6d346b
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ねつ気体きたい

date2026-07-14document_iddoc_62152c8f9aae63bdc757dd8f7c759a58description温度・熱・圧力・体積・状態量を定義し、理想気体の状態方程式と単原子理想気体の内部エネルギーを証明付きで整理する講義である。prerequisites物理基礎ポータル / 単位・次元・有効数字type講義statusactiverelateddata/lecture/physics/thermodynamics/thermodynamics-portal.lecture.n.md / data/lecture/physics/thermodynamics/heat-capacity-and-specific-heat-basics.lecture.n.md / data/lecture/physics/thermodynamics/first-law-of-thermodynamics.lecture.n.md
physicsthermodynamicsgaslecture

1導入どうにゅう

この講義こうぎでは、ねつ温度おんど内部ないぶエネルギーをちがいを説明せつめいする。

温度おんど状態じょうたいあらわりょうである。ねつ温度差おんどさによって移動いどうするエネルギーであり、けいなかに「ねつとして保存ほぞんされる」わけではない。気体きたい状態じょうたいは、圧力あつりょく体積たいせき温度おんど物質量ぶっしつりょう記述きじゅつする。

2用語ようご定義ていぎ

けいsystemとは、注目ちゅうもくする対象たいしょうとしてした部分ぶぶんである。

温度おんどtemperatureとは、熱平衡ねつへいこうきとねつ移動方向いどうほうこうめる状態量じょうたいりょうである。

ねつheat Q とは、温度差おんどさによってけい境界きょうかいとおって移動いどうするエネルギーである。

状態量じょうたいりょうstate functionとは、現在げんざい状態じょうたいだけでまり、途中とちゅう経路けいろによらないりょうである。圧力あつりょく p体積たいせき V温度おんど T内部ないぶエネルギー U代表例だいひょうれいである。

理想気体りそうきたいideal gasとは、分子ぶんしおおきさと分子間力ぶんしかんりょく無視むしできる気体きたいモデルmodelである。

3方針ほうしん

熱力学ねつりきがくでは、まず状態じょうたいあらわりょうめる。

  1. 気体きたい状態じょうたいなら p,V,T,n確認かくにんする。
  2. 理想気体りそうきたいなら pV=nRT使つかう。
  3. ねつたら、状態量じょうたいりょうではなく移動いどうエネルギーとしてむ。
  4. 内部ないぶエネルギーがたら、気体分子きたいぶんし運動うんどうエネルギーとしてる。

4整理せいり 1:状態量じょうたいりょう変化へんか経路けいろによらない

状態量じょうたいりょう X について、状態じょうたい A から状態じょうたい B への変化量へんかりょう

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]ΔX=XB-XA

であり、途中とちゅう経路けいろによらない。とくにおな状態じょうたいもど循環過程じゅんかんかていでは

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]ΔX=0

である。

4.1証明しょうめい

状態量じょうたいりょうとは、状態じょうたいだけであたいまるりょうである。始点してんA終点しゅうてんB なら、あたいはそれぞれ XAXB である。したがって変化量へんかりょう

ΔX=XB-XA

である。途中とちゅうでどの経路けいろとおっても、始点してん終点しゅうてんおなじなら XAXBわらない。よって ΔX経路けいろによらない。循環過程じゅんかんかていでは A=B なので XB=XA であり、ΔX=0 である。

5方程式ほうていしき 2:理想気体りそうきたい状態方程式じょうたいほうていしき

理想気体りそうきたいでは、圧力あつりょく p体積たいせき V物質量ぶっしつりょう n絶対温度ぜったいおんど Tあいだ

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]pV=nRT

成立せいりつする。ここで R気体定数きたいていすうである。

5.1証明しょうめい

理想気体りそうきたい経験法則けいけんほうそくとして、温度おんど物質量ぶっしつりょう一定いっていなら

pV=一定

である。また、圧力あつりょく物質量ぶっしつりょう一定いっていなら VT比例ひれいし、おなp,V,T では気体きたいりょうが 2 ばいなら n も 2 ばいである。したがって pVnT比例ひれいする。

その比例定数ひれいていすうR定義ていぎすると、

pV=nRT

る。

6関係式かんけいしき 3:単原子たんげんし理想気体りそうきたい内部ないぶエネルギー

単原子たんげんし理想気体りそうきたい内部ないぶエネルギーは

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]U=32nRT

であり、温度おんどだけでまる。

6.1証明しょうめい

単原子たんげんし理想気体りそうきたいでは、分子ぶんし内部振動ないぶしんどう回転かいてんかんがえず、分子ぶんし並進運動へいしんうんどうだけをかんがえる。気体分子運動論きたいぶんしうんどうろんでは、

pV=13Nmv2

である。ここで N分子数ぶんしすうm は 1 分子ぶんし質量しつりょうv2はやさの 2 じょう平均へいきんである。

ぜんての分子ぶんし並進運動へいしんうんどうエネルギーは

U=N·12mv2

である。うえしきから

Nmv2=3pV

なので、

U=12·3pV=32pV

である。理想気体りそうきたい状態方程式じょうたいほうていしき pV=nRT代入だいにゅうして

U=32nRT

る。

7単位たんい確認かくにん

pV単位たんい

pV:[Pa;ML-1T-2][m3;L3]=[J;ML2T-2]

である。したがって nRT もエネルギーの単位たんいをもつ。

8見分みわかた

  • p,V,T,nたら、まず pV=nRTかんがえる。
  • ねつ Q状態量じょうたいりょうではなく、過程かてい移動いどうしたエネルギーである。
  • 単原子たんげんし理想気体りそうきたいUT だけでまる。

9どこまで成立せいりつするか

理想気体りそうきたい近似きんじである。高圧こうあつ低温ていおん凝縮ぎょうしゅくちか状態じょうたいでは分子ぶんしおおきさや分子間力ぶんしかんりょく無視むしできず、pV=nRT からずれる。内部ないぶエネルギー U=32nRT も、単原子たんげんし理想気体りそうきたいかぎったしきである。

10最終形さいしゅうけい

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]pV=nRT
[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]U=32nRT単原子理想気体

11一言ひとこと

温度おんど状態量じょうたいりょうねつ移動いどうエネルギーである。この区別くべつ熱力学ねつりきがく入口いりぐちである。

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