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定常波の基本md d82c4b6
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定常波ていじょうは基本きほん

date2026-07-14document_iddoc_dcafa770d2f0e71495f457bcf18016bbdescription定常波を逆向き進行波の重ね合わせとして導き、節・腹、固定端・自由端、弦と気柱の固有振動条件を証明する講義である。prerequisites波の基本 / 波動方程式の基本 / 三角関数type講義statusactiverelateddata/lecture/physics/waves/waves-basics.lecture.n.md / data/lecture/physics/waves/sound-waves-basics.lecture.n.md / data/lecture/physics/waves/interference-and-diffraction.lecture.n.md
physicswavesstanding-wavelecture

1導入どうにゅう

この講義こうぎでは、定常波ていじょうはを「まったなみ」ではなく「逆向ぎゃくむきにすすむ 2 つのなみかさわせ」として解説かいせつする。

定常波ていじょうはでは、ふしはら位置いち空間くうかん固定こていされる。げん気柱きちゅうでは、はし条件じょうけんふしはらめ、それによってゆるされる波長はちょう振動数しんどうすうまる。

2用語ようご定義ていぎ

定常波ていじょうはstanding waveとは、ふしはら位置いち空間くうかん固定こていされたなみである。

ふしnodeとは、変位へんいつねに 0 になるてんである。

はらantinodeとは、振幅しんぷく最大さいだいになるてんである。

固有振動こゆうしんどうnormal modeとは、境界条件きょうかいじょうけんたしてたもたれる振動しんどうかたちである。

3方針ほうしん

定常波ていじょうはでは、まず進行波しんこうは 2 ほんす。

  1. 右向みぎむきと左向ひだりむきのおな振幅しんぷくなみく。
  2. 三角関数さんかくかんすう和積公式わせきこうしき変形へんけいする。
  3. 空間くうかんだけでまる振幅しんぷく因子いんしからふしはらむ。
  4. はし条件じょうけんれてゆるされる波長はちょうめる。

4整理せいり 1:定常波ていじょうは逆向ぎゃくむ進行波しんこうはである

おな振幅しんぷく Aおなk,ω をもつ 2 ほんなみ

y1=Acos(kx-ωt),y2=Acos(kx+ωt)

かさねると、

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]y=2Acoskxcosωt

となる。

4.1証明しょうめい

かさわせの原理げんりにより

y=y1+y2

である。ここで

cosα+cosβ=2cosα+β2cosα-β2

使つかう。α=kx-ωtβ=kx+ωt とすると、

y=2Acoskxcos(-ωt)

である。cos偶関数ぐうかんすうなので

y=2Acoskxcosωt

る。

5関係式かんけいしき 2:ふしはら間隔かんかく

定常波ていじょうは y=2Acoskxcosωt では、となふし間隔かんかくとなはら間隔かんかく

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]λ2

である。

5.1証明しょうめい

ふし変位へんいつねに 0 になるてんなので、

coskx=0

である。したがって

kx=π2+nπ

である。となふしでは kxπ だけわるので、

kΔx=π

である。k=2π/λ より

Δx=πk=λ2

である。

はら|coskx|=1てんなので、kx=nπ である。となはらでも kxπ だけわる。したがって間隔かんかくおなじく λ/2 である。

6整理せいり 3:両端固定りょうたんこていげん

ながLげん両端りょうたん固定こていされているなら、ゆるされる波長はちょう振動数しんどうすう

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]λn=2Ln,[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]fn=nv2L

である。ただし n=1,2,3,[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"dots\")")] である。

6.1証明しょうめい

固定端こていたんでは変位へんいつねに 0 なので、はしふしである。両端りょうたんふしであるためには、ながLなか半波長はんはちょう整数個せいすうこはい必要ひつようがある。

L=nλ2

である。したがって

λn=2Ln

である。v=fλ より

fn=vλn=nv2L

る。

7整理せいり 4:片端閉管かたたんへいかん気柱きちゅう

ながL気柱きちゅうで、一端いったんじ、他端たたんひらいているとする。閉端へいたん変位へんいふし開端かいたん変位へんいはらである。このとき

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]L=(2n-1)λ4

であり、

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]fn=(2n-1)v4L

である。ただし n=1,2,3,[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"dots\")")] である。

7.1証明しょうめい

ふしからとなはらまでの距離きょりλ/4 である。片端閉管かたたんへいかんでは閉端へいたんふし開端かいたんはらなので、かんながさは奇数個きすうこλ/4 でなければならない。

L=(2n-1)λ4

である。したがって

λ=4L2n-1

であり、v=fλ より

fn=vλ=(2n-1)v4L

る。

8単位たんい確認かくにん

fn=nv/(2L) では、n無次元むじげんであり、

vL:[m/s;LT-1][m;L]=[1/s;T-1]

となる。振動数しんどうすう単位たんいである。

9見分みわかた

  • ふしはら空間くうかん固定こていされるなら定常波ていじょうはである。
  • 固定端こていたんふし自由端じゆうたんはらとしてあつかう。
  • 開口端かいこうたん変位へんいはら閉口端へいこうたん変位へんいふしである。
  • 振動数しんどうすうもとめるには、まず波長条件はちょうじょうけんき、最後さいごv=fλ使つかう。

10どこまで成立せいりつするか

実際じっさい気柱きちゅうでは、開口端かいこうたんはらかんはしからすこそとにずれる。この補正ほせい開口端補正かいこうたんほせいという。げんでも、張力ちょうりょく線密度せんみつど場所ばしょわると、単純たんじゅんfn=nv/(2L) からずれる。

11最終形さいしゅうけい

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]y=2Acoskxcosωt
[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]L=nλ2,fn=nv2L
[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]L=(2n-1)λ4,fn=(2n-1)v4L

12一言ひとこと

定常波ていじょうはでは、はしふしはらかをめれば、波長はちょう振動数しんどうすうまる。

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