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ディオファントス方程式と無限降下法-基本演習md 22e1c4e
exercise/math/algebra/diophantine-equations-and-infinite-descent.exercise.n.md

ディオファントス方程式ほうていしきDiophantine equation無限降下法むげんこうかほうinfinite descent-基本演習きほんえんしゅう

date2026-07-11document_iddoc_0faad5f8fbdb839554214203a2a9f92cdescription整数解の合同条件、原始解への縮約、最小反例、無限降下法を使う証明技能の基本演習である。prerequisites合同式 / 最大公約数 / 背理法 / 素因数分解type問題演習content_typeexercisestatusactiverelateddata/lecture/math/algebra/diophantine-equations-and-infinite-descent.lecture.n.md / data/lecture/math/algebra/congruences-and-remainders.lecture.n.md / data/lecture/math/algebra/prime-factorization-and-fundamental-theorem-of-arithmetic.lecture.n.md / data/reference/math/algebra/infinite-descent-for-impossibility.reference.n.md
mathalgebranumber-theorydiophantine-equationexercise

1対応講義たいおうこうぎ

data/lecture/math/algebra/diophantine-equations-and-infinite-descent.lecture.n.md

2演習方針えんしゅうほうしん

整数解せいすうかいさがまえに、偶奇ぐうきちいさいほう最大公約数さいだいこうやくすうから必要条件ひつようじょうけん抽出ちゅうしゅつする。同次方程式どうじほうていしきでは共通因子きょうつういんしのぞいた原始解げんしかい縮約しゅくやくする。

3問題もんだい 1:合同条件ごうどうじょうけんによる不存在ふそんざい

x2+y2=4z+3たす整数せいすう x,y,z存在そんざいしないことをしめせ。

3.1解答例かいとうれい

平方数へいほうかずほう 40 または 1 である。したがって x2+y2あまりは 0,1,2 のいずれかであり、4z+33[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"pmod\")")]4 にはならない。よって整数解せいすうかい存在そんざいしない。

3.2診断しんだん

方程式ほうていしき直接ちょくせつかず、平方剰余へいほうじょうよだけで矛盾むじゅんられるほう選択せんたくする。

4問題もんだい 2:原始解げんしかいへの縮約しゅくやく

P(x,y,z) を 1 以上いじょう次数じすう d整数係数同次多項式せいすうけいすうどうじたこうしきとする。P(x,y,z)=0れいベクトルでない整数解せいすうかいがあれば、[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"gcd\")")](x,y,z)=1たす非零整数解ひれいせいすうかいがあることをしめせ。

4.1解答例かいとうれい

g=[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"gcd\")")](x,y,z) とし、x=gx0,y=gy0,z=gz0く。同次性どうじせいから

0=P(x,y,z)=gdP(x0,y0,z0).

g>0 なので P(x0,y0,z0)=0 であり、最大公約数さいだいこうやくすう定義ていぎから [PARSE ERROR: Undefined("Command(\"gcd\")")](x0,y0,z0)=1 である。

4.2診断しんだん

同次性どうじせい共通因子きょうつういんしくくせる根拠こんきょであり、非同次方程式ひどうじほうていしきにはそのまま適用てきようできない。

5問題もんだい 3:偶奇ぐうきによる降下こうか

x2=2y2非零整数解ひれいせいすうかい存在そんざいしないことを、原始解げんしかい仮定かていしてしめせ。

5.1解答例かいとうれい

原始解げんしかい (x,y) があると仮定かていする。x2偶数ぐうすうなので x偶数ぐうすうであり、x=2kける。すると 4k2=2y2、すなわち y2=2k2 なので y偶数ぐうすうである。これは [PARSE ERROR: Undefined("Command(\"gcd\")")](x,y)=1はんする。

5.2診断しんだん

平方へいほう偶数ぐうすうならもと偶数ぐうすう」を、奇数きすう平方へいほう奇数きすうであることの対偶たいぐうとして説明せつめいする。

6問題もんだい 4:最小反例さいしょうはんれい論理ろんり

正整数解せいせいすうかいからかならずそれよりちいさい同種どうしゅ正整数解せいせいすうかい構成こうせいできるなら、かい存在そんざいしないことを論理的ろんりてき説明せつめいせよ。

6.1解答例かいとうれい

かい存在そんざいすると仮定かていすれば、正整数せいせいすう整列性せいれつせいにより最小さいしょうかいえらべる。しかし仮定かていした構成こうせいから、それよりちいさい同種どうしゅ正整数解せいせいすうかいられ、最小性さいしょうせい矛盾むじゅんする。よってかい存在そんざいしない。

6.2診断しんだん

たんに「無限むげんちいさくなる」とべず、正整数せいせいすう整列性せいれつせい最小性さいしょうせい矛盾むじゅん明示めいじする。

7問題もんだい 5:平方数へいほうかず

x2+y2=3z2非零整数解ひれいせいすうかい存在そんざいしないことを無限降下法むげんこうかほうしめせ。

7.1解答例かいとうれい

非零解ひれいかいがあると仮定かていし、|z|最小さいしょうのものをえらぶ。平方数へいほうかずほう 30 または 1 である。左辺さへん0[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"pmod\")")]3 になるには x2y20[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"pmod\")")]3必要ひつようなので、3x,y である。x=3x1,y=3y1くと

9(x12+y12)=3z2,

ゆえに z2=3(x12+y12) であり 3z である。z=3z1 とすれば

x12+y12=3z12.

これは 0<|z1|<|z|たす同種どうしゅ非零解ひれいかいであり、|z|最小性さいしょうせい矛盾むじゅんする。

7.2診断しんだん

ちいさくなるりょう|z|明示めいじし、あたらしいかい整数せいすうかつ非零ひれいであることを確認かくにんする。

8誤答診断ごとうしんだん

問題もんだい分類ぶんるい典型誤答てんけいごとうもど内容ないよう
1見分みわけミス平方剰余へいほうじょうよ列挙れっきょせず整数解せいすうかい探索たんさくする合同式ごうどうしきによる局所障害きょくしょしょうがい
2–3前提理解不足ぜんていりかいぶそく非同次方程式ひどうじほうていしきでも共通因子きょうつういんしおなじようにのぞ同次性どうじせい原始解げんしかい
4–5論証ろんしょうミスちいさくなる正整数値せいせいすうち指定していしないたかさと整列性せいれつせい

9関連かんれんリンク

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