markdown
導関数の定義と差商-基本演習md 3e3b951
exercise/math/calculus/導関数の定義と差商-基本演習.n.md
Download as PDF
導関数の定義と差商-基本演習
mathcalculusexercisederivative
data/lecture/math/calculus/導関数の定義と差商-講義.n.md
問題 1
定義から f(x)=x^3 の導関数を求めよ。
解答例
○
h\ne0 の範囲で
\frac{(x+h)^3-x^3}{h}=3x^2+3xh+h^2
である。したがって h\to0 として f'(x)=3x^2 を得る。
解説
h で割るため、先に h\ne0 で整理し、最後に極限を取る。
よくある誤り
h=0 を途中で代入する誤りがある。
問題 2
f(x)=1/x について、定義から f'(a) を求めよ。ただし a\ne0 とする。
解答例
○
a\ne0 かつ a+h\ne0 の範囲で
\frac{\frac{1}{a+h}-\frac{1}{a}}{h}
=
\frac{-1}{a(a+h)}
である。したがって
f'(a)=\lim_{h\to0}\frac{-1}{a(a+h)}=-\frac{1}{a^2}
である。
解説
文字式の分母が現れるため、a\ne0 と a+h\ne0 を確認する。
よくある誤り
1/(a+h)-1/a の通分で符号を誤る場合が多い。
問題 3
f(x)=|x| が 0 で微分可能でないことを示せ。
解答例
○
右側の差商は 1、左側の差商は -1 である。よって左右の極限が一致せず、微分可能でない。
解説
連続でも微分可能とは限らない。