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導関数の定義と差商md 5e2b839
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導関数の定義と差商
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導入
この講義の核心は、導関数を公式ではなく、平均変化率の極限として理解することである。
2 点を結ぶ直線の傾きは割線の傾きである。その 2 点を近づけると、極限として接線の傾きが現れる。
定義
差商は
\frac{f(a+h)-f(a)}{h}
である。ここでは h で割るため、h\ne0 の範囲で考える。その後で h\to0 の極限を取る。
f'(a)=\lim_{h\to0}\frac{f(a+h)-f(a)}{h}
が存在するとき、f は a で微分可能であり、f'(a) を a における導関数または微分係数という。
具体例
問題として f(x)=x^2 の導関数を定義から求める。
\frac{(x+h)^2-x^2}{h}
=
\frac{2xh+h^2}{h}
=2x+h
である。この約分では h\ne0 を使用している。したがって
f'(x)=\lim_{h\to0}(2x+h)=2x
を得る。
この例で確認したことは、微分では先に h\ne0 で変形し、最後に h\to0 とする順序が必要だという点である。
どこまで成り立つか
導関数が存在するには、左右からの差商の極限が一致する必要がある。|x| の 0 のように尖った点では、連続でも微分可能ではない。