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一階線型と積分因子-基本演習md f172bd1
exercise/math/differential-equations/一階線型と積分因子-基本演習.n.md
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一階線型と積分因子-基本演習
mathdifferential-equationsexerciselinearintegrating-factor
data/lecture/math/differential-equations/一階線型と積分因子-講義.n.md
演習の方針
一階線型では、まず標準形
y'+P(x)y=Q(x)
に直す。この形に直せると、積分因子 \mu(x)=e^{\int P(x)\,dx} により左辺を積の微分に変えられる。
問題 1
次の微分方程式を解け。
y'+2y=e^x
解答例
○
y=\frac{1}{3}e^x+Ce^{-2x}
解説
ここでは P(x)=2 なので、積分因子は \mu=e^{2x} である。両辺に掛けると
(e^{2x}y)'=e^{3x}
となる。積分して e^{2x}y=e^{3x}/3+C を得る。
問題 2
次の式を標準形に直してから解け。
xy'+y=x^2,
\qquad x>0
解答例
○
y=\frac{x^2}{3}+\frac{C}{x}
解説
x>0 なので x で割っても 0 による除算にはならない。標準形は
y'+\frac{1}{x}y=x
であり、積分因子は \mu=x である。すると (xy)'=x^2 となる。
問題 3
初期条件 y(0)=1 を満たす解を求めよ。
y'-y=2
解説
同次解は Ce^x で、定数の特解は -2 である。したがって y=Ce^x-2 で、初期条件から C=3 である。