markdown
積分の定義:リーマン和と符号付き面積md b921987
lecture/math/calculus/積分の定義:リーマン和と符号付き面積-講義.n.md
Download as PDF
積分の定義:リーマン和と符号付き面積
mathcalculusintegrallecture
導入
この講義の核心は、定積分を公式ではなく、小さな寄与を足し合わせた総和の極限として理解することである。
定義
区間 [a,b] を
a=x_0<x_1<\cdots<x_n=b
と分割し、各小区間で代表点 \xi_i を取る。リーマン和は
\sum_{i=1}^n f(\xi_i)(x_i-x_{i-1})
である。分割を細かくした極限が存在するとき、その値を
\int_a^b f(x)\,dx
と書く。
符号付き面積
定積分は、x 軸の上を正、下を負として数える。したがって、実際の面積を求めるときは、符号が変わる点で区間を分割し、絶対値を用いる。
具体例
\int_{-1}^{1}x\,dx=0 である。しかし、実面積は
\int_{-1}^{1}|x|\,dx=1
である。この例は、定積分と面積を同一視してはならないことを確認している。