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荷電粒子の運動md a53c2a2
lecture/physics/electromagnetism/荷電粒子の運動-講義.n.md
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荷電粒子の運動
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導入
この講義で最重要なのは、電場では速さそのものが変わり、磁場では向きが変わる、という違いを分けて見ること**です。
用語と定義
電気力 は \vec F=q\vec E です。
ローレンツ力 の磁場部分は F=qvB\sin\theta です。
直感的な説明
電場は粒子を押したり引いたりするので、速さの大きさが変わります。いっぽう磁場は速度に垂直な力を及ぼすので、速さの大きさより向きを変えます。
厳密な説明
1. 電場の中
m\vec a=q\vec E
なので
\vec a=\frac{q}{m}\vec E
です。
2. 磁場の中
速度と磁場が垂直なら
F=qvB
です。これが向心力
\frac{mv^2}{r}
に等しいので
qvB=\frac{mv^2}{r}
より
r=\frac{mv}{qB}
です。
3. 仕事
磁場による力は速度に垂直なので仕事をしません。したがって磁場だけでは速さの大きさは変わりません。
見分け方
- 加速や電位差が出たら電場です。
- 円軌道、半径、速さ一定で向きだけが変わるなら磁場です。
最終形
\boxed{\vec F=q\vec E}
\boxed{qvB=\frac{mv^2}{r}}
\boxed{r=\frac{mv}{qB}}
一言でいうと
- 電場は速さを変え、磁場は向きを変えます。