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運動量と力積md 16f06e5
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運動量うんどうりょう力積りきせき

date2026-07-14document_iddoc_da08e5e5f8ca0a203e6329e06ca5164edescription運動方程式を時間で積分し、力積と運動量変化、系全体の運動量保存条件、F-t グラフの読み方を証明付きで整理する講義である。prerequisites運動方程式 / 速度と加速度 / 単位・次元type講義statusactiverelateddata/lecture/physics/mechanics/work-and-mechanical-energy.lecture.n.md / data/lecture/physics/mechanics/collisions-and-conservation-of-momentum.lecture.n.md / data/lecture/physics/mechanics/center-of-mass-basics.lecture.n.md
physicsmechanicsmomentumimpulselecture

1導入どうにゅう

この講義こうぎでは、短時間たんじかん相互作用そうごさようでは、ちから瞬間値しゅんかんちよりも時間じかん積分せきぶんした効果こうか力積りきせきとして評価ひょうかする方法ほうほう説明せつめいする。

衝突しょうとつ打撃だげきでは、ちからおおきく変化へんかし、最大値さいだいちっても運動うんどう変化へんかまらない。めるのは

Fdt

であり、これが力積りきせきimpulseである。

2用語ようご定義ていぎ

運動量うんどうりょうmomentum

p=mv

定義ていぎする。速度そくどがベクトルなので、運動量うんどうりょうもベクトルである。

力積りきせきimpulse

I=t1t2Fdt

定義ていぎする。ちから一定いっていなら

I=FΔt

である。

平均力へいきんりょくaverage forceは、おな力積りきせきおな時間じかんあたえる一定いっていちからである。

FavgΔt=I

3方針ほうしん

力積りきせき使つか理由りゆうは、運動方程式うんどうほうていしき時間じかん積分せきぶんすると、運動量うんどうりょう変化へんか直接ちょくせつられるからである。

1 物体ぶったいだけをるなら、合力ごうりょく力積りきせきがその物体ぶったい運動量うんどうりょうえる。複数ふくすう物体ぶったいひとつのけいとしてるなら、内力ないりょくい、外力がいりょく力積りきせきだけが全運動量ぜんうんどうりょうえる。

4整理せいり 1:力積りきせき運動量うんどうりょう

慣性系かんせいけい質量しつりょう一定いってい物体ぶったいについて、

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]Inet=Δp

成立せいりつする。

4.1証明しょうめい

運動方程式うんどうほうていしき

Fnet=mdvdt

である。質量しつりょう一定いっていなので

mdvdt=d(mv)dt=dpdt

ける。したがって

Fnet=dpdt

である。t1 から t2 まで積分せきぶんすると

t1t2Fnetdt=t1t2dpdtdt=p(t2)-p(t1)

である。左辺さへん合力ごうりょく力積りきせきなので、Inet=Δpる。

5整理せいり 2:けい全体ぜんたい運動量うんどうりょう

複数ふくすう物体ぶったいからなるけい全運動量ぜんうんどうりょう

P=ipi

とする。このとき

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]ΔP=Iext

成立せいりつする。外力がいりょく力積りきせき0 なら、P保存ほぞんする。

5.1証明しょうめい

i 番目ばんめ物体ぶったいについて

dpidt=Fiext+Fiint

く。すべての iすと

ddtipi=iFiext+iFiint

である。内力ないりょく作用反作用さようはんさようついとしておなおおきさで逆向ぎゃくむきにあらわれるため、

iFiint=0

となる。したがって

dPdt=Fexttot

であり、時間じかん積分せきぶんして

ΔP=Fexttotdt=Iext

る。

6単位たんい確認かくにん

運動量うんどうりょう

m[kg;M]×v[m/s;LT-1]p[kgm/s;MLT-1]

である。力積りきせき

F[N;MLT-2]×Δt[s;T]I[Ns;MLT-1]

である。[Ns]=[kgm/s] なので、I=Δp単位たんいでも整合せいごうする。

7F-t グラフのかた

F-t グラフでは、面積めんせき力積りきせきである。

I=Fdt

三角形さんかくけいのグラフで最大値さいだいちFmax時間幅じかんはばΔt なら

I=12FmaxΔt

である。平均力へいきんりょく

Favg=IΔt

まる。最大力さいだいりょく平均力へいきんりょく混同こんどうしてはならない。

8具体例ぐたいれいかべかえるボール

右向みぎむきをせいとする。質量しつりょう 0.20[kg;M] のボールが 5.0[m/s;LT-1]かべかい、衝突後しょうとつご-3.0[m/s;LT-1]もどる。

pi=0.20×5.0=1.0[kgm/s;MLT-1]
pf=0.20×(-3.0)=-0.60[kgm/s;MLT-1]

したがって

I=Δp=-1.6[Ns;MLT-1]

である。符号ふごうは、ボールが左向ひだりむきの力積りきせきけたことをあらわす。

9見分みわかた

  • 1 物体ぶったい運動量変化うんどうりょうへんかうなら、I=Δp使つかう。
  • 衝突しょうとつ分裂ぶんれつけい全体ぜんたいあつかうなら、外力がいりょく力積りきせき確認かくにんする。
  • 外力がいりょく力積りきせき無視むしできる短時間たんじかんなら、全運動量ぜんうんどうりょう保存ほぞんさせる。
  • ちからのグラフがあたえられたら、F-t では面積めんせきp-t ではかたむきをむ。

10どこまで成立せいりつするか

I=Δp慣性系かんせいけい成立せいりつする。けい全体ぜんたい運動量保存うんどうりょうほぞんは、外力がいりょくそのものが 0 でなくても、外力がいりょく力積りきせき無視むしできれば近似的きんじてき使つかえる。長時間ちょうじかん接触せっしょく摩擦まさつける運動うんどうでは、この確認かくにんはぶけない。

11最終形さいしゅうけい

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]p=mv
[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]I=Fdt=Δp
[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]ΔP=Iext

12一言ひとことでいうと

力積りきせきちから時間じかんわせたりょうであり、運動量うんどうりょうをどれだけえたかをあらわす。

13関連かんれんリンク

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