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回転運動の基本md 15bba59
lecture/physics/mechanics/rotational-motion-basics.lecture.n.md
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回転運動かいてんうんどう基本きほん

date2026-07-14document_iddoc_7eb5c4ad2df02c9e189b65b772db16b8description固定軸まわりの回転運動を、角変位・角速度・角加速度から定義し、直線運動との対応、接線加速度、向心加速度、等角加速度公式を証明する講義である。prerequisites円運動と単振動 / 直線運動と落下運動 / 微分の基本 / 単位・次元type講義statusactiverelateddata/lecture/physics/mechanics/circular-motion-and-simple-harmonic-motion.lecture.n.md / data/lecture/physics/mechanics/rigid-body-equilibrium-basics.lecture.n.md / data/lecture/physics/mechanics/moment-of-inertia-basics.lecture.n.md
physicsmechanicsrotationlecture

1導入どうにゅう

この講義こうぎでは、固定軸こていじくまわりの回転かいてん角度かくど記述きじゅつし、直線運動ちょくせんうんどうとの対応たいおう説明せつめいする。

直線運動ちょくせんうんどうでは

x,v=dxdt,a=dvdt

使つかった。回転運動かいてんうんどうでは、これに対応たいおうして

θ,ω=dθdt,α=dωdt

使つかう。半径はんけい rてんについては、弧長こちょう s=rθ によって角度量かくどりょう直線量ちょくせんりょうむすばれる。

2用語ようご定義ていぎ

角変位かくへんいangular displacement θ とは、基準方向きじゅんほうこうからどれだけ回転かいてんしたかをあらわ角度かくどである。rad は単位たんいとしてくが、次元じげんは 1 としてあつかう。

角速度かくそくどangular velocity ω

ω=dθdt

定義ていぎする。

角加速度かくかそくどangular acceleration α

α=dωdt=d2θdt2

定義ていぎする。

接線加速度せっせんかそくどtangential accelerationとは、円周えんしゅう沿きの加速度かそくどである。

向心加速度こうしんかそくどcentripetal accelerationとは、えん中心ちゅうしん加速度かそくどである。

3方針ほうしん

回転運動かいてんうんどうでは、まず角度かくど運動うんどうき、必要ひつようなときだけ半径はんけい rけてながさ・はやさ・加速度かそくどもどす。

  1. s=rθ から v=rωみちびく。
  2. さらに微分びぶんして at=rαみちびく。
  3. 速度そくどベクトルのきの変化へんかから ar=rω2む。
  4. α一定いっていなら、直線運動ちょくせんうんどう等加速度公式とうかそくどこうしき角度量かくどりょううつす。

4関係式かんけいしき 1:弧長こちょうから線速度せんそくど接線加速度せっせんかそくど

半径はんけい r一定いっていてんでは、

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]v=rω,at=rα

成立せいりつする。

4.1証明しょうめい

角度かくど θ だけ回転かいてんしたときの弧長こちょう

s=rθ

である。r固定こていなので、時間じかん微分びぶんすると

v=dsdt=rdθdt=rω

である。さらに微分びぶんすると

at=dvdt=rdωdt=rα

る。

5関係式かんけいしき 2:向心加速度こうしんかそくど

半径はんけい r角速度かくそくど ω円運動えんうんどうでは、半径方向はんけいほうこう加速度かそくどおおきさは

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]ar=v2r=rω2

である。

5.1証明しょうめい

まえ講義こうぎしめした向心加速度こうしんかそくどしき

ar=v2r

である。関係式かんけいしき 1 より v=rω なので、

ar=(rω)2r=rω2

る。きは中心向ちゅうしんむきである。接線加速度せっせんかそくど atはやさをえ、向心加速度こうしんかそくど ar速度そくどきをえる。

6公式こうしき 3:等角加速度とうかくかそくど運動うんどう公式こうしき

α一定いっていなら、

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]ω=ω0+αt
[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]θ=θ0+ω0t+12αt2
[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]ω2-ω02=2α(θ-θ0)

成立せいりつする。

6.1証明しょうめい

α=dω/dt一定いっていなので、

dω=αdt

0 から t まで積分せきぶんして

ω-ω0=αt

る。よって ω=ω0+αt である。

つぎω=dθ/dt だから、

dθ=(ω0+αt)dt

積分せきぶんして

θ-θ0=ω0t+12αt2

る。

最後さいごα=dω/dt=(dω/dθ)(dθ/dt)=ωdω/dθ使つかう。したがって

ωdω=αdθ

であり、ω0 から ωθ0 から θ まで積分せきぶんして

12(ω2-ω02)=α(θ-θ0)

る。

7単位たんい確認かくにん

rad を無次元むじげんとしてあつかうので、

ω[rad/s;T-1],α[rad/s2;T-2]

である。したがって

rω:[m;L][1/s;T-1]=[m/s;LT-1]

であり、

rα:[m;L][1/s2;T-2]=[m/s2;LT-2]

である。

8具体例ぐたいれい円盤えんばん周辺しゅうへんはや

半径はんけい 0.20[m;L]円盤えんばんω=10[rad/s;T-1]回転かいてんしている。周辺しゅうへんてんはやさは

v=rω=0.20×10=2.0[m/s;LT-1]

である。向心加速度こうしんかそくどおおきさは

ar=rω2=0.20×102=20[m/s2;LT-2]

である。

9見分みわかた

  • 角度かくど主役しゅやくなら θ,ω,α使つかう。
  • 円周上えんしゅうじょうてんはやさをりたいなら v=rω使つかう。
  • はやさがわるなら at=rαきだけがわるなら ar=rω2使つかう。
  • ωvおなりょうではない。おなω でも、半径はんけい rおおきいほど vおおきくなる。

10どこまで成立せいりつするか

この講義こうぎしきは、固定軸こていじくまわりで半径はんけい r一定いっていてんたいして成立せいりつする。じく移動いどうする一般いっぱん剛体運動ごうたいうんどうでは、重心じゅうしん並進へいしん重心じゅうしんまわりの回転かいてんけてあつかう。

11最終形さいしゅうけい

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]ω=dθdt,α=dωdt
[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]v=rω,at=rα,ar=rω2
[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]ω2-ω02=2α(θ-θ0)

12一言ひとこと

回転運動かいてんうんどうでは、まず角度かくどく。ながさへもどすときだけ半径はんけいける。

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