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衝突と運動量保存md f09e070
lecture/physics/mechanics/衝突と運動量保存-講義.n.md
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衝突しょうとつ運動量保存うんどうりょうほぞん

date2026-04-25description1 次元衝突を本線として、外力の力積が小さいときの運動量保存則と反発係数の組み合わせ方を整理し、弾性・非弾性・完全非弾性の違いまで通して理解する。prerequisites運動量と力積 / 仕事と力学的エネルギーtype講義statusactiverelateddata/lecture/physics/mechanics/運動量と力積-講義.n.md / data/lecture/physics/mechanics/保存則の導出-講義.n.md / data/lecture/physics/mechanics/重心系での衝突-講義.n.md
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導入どうにゅう

このページの核心かくしんは、衝突しょうとつ途中とちゅうこまかく追跡ついせきせず、衝突前しょうとつまえ衝突後しょうとつご運動量うんどうりょうけい全体ぜんたい比較ひかくすることである。接触せっしょく時間じかんみじかく、接触力せっしょくりょくおおきく変化へんかするため、ちからそのものを時間じかんごとに追跡ついせきするのは不利ふりである。一方いっぽうけい全体ぜんたいれば衝突しょうとつちゅうちから内力ないりょくであり、ついになってう。したがって、外力がいりょく力積りきせき無視むしできるなら、衝突前しょうとつまえ衝突後しょうとつごをつなぐ主役しゅやく運動量保存則うんどうりょうほぞんそくである。未知数みちすうが 2 つあるときは、もう 1 ほん条件じょうけんとして反発係数はんぱつけいすうまたはエネルギー保存ほぞん追加ついかする。

このページでけるようになること

  • 1 次元じげん衝突しょうとつでの解法かいほうテンプレート
  • 運動量保存則うんどうりょうほぞんそく反発係数はんぱつけいすう使つか
  • 弾性衝突だんせいしょうとつ非弾性衝突ひだんせいしょうとつ完全非弾性衝突かんぜんひだんせいしょうとつちが
  • 反発はんぱつ係数けいすう符号ふごう相対速度そうたいそくど安定あんていしてあつか方法ほうほう

なにくページか

このページの本線ほんせん1 次元じげん衝突しょうとつである。したがって、まずは一直線上いっちょくせんじょう衝突しょうとつ確実かくじつあつかうことを優先ゆうせんする。2 次元じげん衝突しょうとつ発展はってん事項じこうとして末尾まつびれる。

方針ほうしん

解法かいほうつねつぎの 5 段階だんかいすすめる。

  1. けいめる
  2. 正方向せいほうこうめる
  3. 運動量保存則うんどうりょうほぞんそくてる
  4. 追加ついか条件じょうけんとして e またはエネルギー保存ほぞん使つか
  5. いたのち符号ふごうから運動方向うんどうほうこう解釈かいしゃくする

この順序じゅんじょまもると、反発はんぱつ係数けいすう符号ふごうミスと、運動量うんどうりょう保存ほぞんわすれをおおきくらせる。

適用条件てきようじょうけん

  • 運動量保存則うんどうりょうほぞんそくは、衝突しょうとつなか外力がいりょく力積りきせき無視むしできるときに使つか
  • 反発はんぱつ係数けいすう e接触せっしょく法線方向ほうせんほうこう相対速度そうたいそくどたいして定義ていぎする
  • エネルギー保存ほぞん弾性衝突だんせいしょうとつでのみ使つか

用語ようご定義ていぎ

運動量保存則うんどうりょうほぞんそくConservation of momentum

2 物体ぶったいの 1 次元じげん衝突しょうとつなら

m1u1+m2u2=m1v1+m2v2

である。ここで u1,u2衝突前しょうとつまえv1,v2衝突しょうとつ速度そくどである。

反発係数はんぱつけいすうCoefficient of restitution

1 次元じげんでは、反発係数はんぱつけいすうは「はなれる相対速度そうたいそくどおおきさ」を「ちかづく相対速度そうたいそくどおおきさ」でったりょうである。

e=|v2-v1||u1-u2|

正方向せいほうこう固定こていしてけば

v2-v1=e(u1-u2)

となる。

ここで重要じゅうようなのは、相対速度そうたいそくどことにより、接近せっきん離反りはんきをおな基準きじゅんあつかえるてんである。

弾性だんせい非弾性ひだんせい完全非弾性かんぜんひだんせい

種類しゅるい反発係数はんぱつけいすう運動量うんどうりょう力学的りきがくてきエネルギー
弾性衝突だんせいしょうとつe=1保存ほぞん保存ほぞん
非弾性衝突ひだんせいしょうとつ0<e<1保存ほぞん減少げんしょう
完全非弾性衝突かんぜんひだんせいしょうとつe=0保存ほぞん減少げんしょう合体がったいする

相対速度そうたいそくど整理せいりする理由りゆう

絶対速度ぜったいそくど座標系ざひょうけいかたわるが、衝突しょうとつの「かえ具合ぐあい」は、接触せっしょくしている 2 物体ぶったい相対的そうたいてきちかづきかたはなかた依存いぞんする。したがって、反発係数はんぱつけいすう相対速度そうたいそくどくのが自然しぜんである。

導出どうしゅつまたは基本式きほんしき

1. 運動量保存則うんどうりょうほぞんそく

外力がいりょく力積りきせき無視むしできるなら

m1u1+m2u2=m1v1+m2v2[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"tag\")")]1

である。

2. 反発係数はんぱつけいすう

1 次元じげんなら

v2-v1=e(u1-u2)[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"tag\")")]2

である。

3. 一般式いっぱんしき

(1)(2)v1,v2 についてくと

v1=(m1-em2)u1+(1+e)m2u2m1+m2

v2=(m2-em1)u2+(1+e)m1u1m1+m2

る。

4. 弾性衝突だんせいしょうとつでエネルギー保存ほぞん使つか場合ばあい

e=1 のときは

12m1u12+12m2u22=12m1v12+12m2v22

使つかってもよい。ただし、実戦じっせんでは e=1反発係数はんぱつけいすうしき代入だいにゅうしたほうがみじか場合ばあいおおい。

具体例ぐたいてきれい 1: 同質量どうしつりょう弾性衝突だんせいしょうとつ

質量しつりょう m の 2 物体ぶったい一直線上いっちょくせんじょう衝突しょうとつし、片方かたほうだけが速度そくど uすすんでいるとする。

mu+0=mv1+mv2[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"tag\")")]1

v2-v1=u[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"tag\")")]2

より

v1=0,v2=u

る。速度そくど交換こうかんされる。

具体例ぐたいてきれい 2: 完全非弾性衝突かんぜんひだんせいしょうとつ

e=0 なら衝突後しょうとつごおな速度そくどすすむから

v1=v2v

である。したがって

m1u1+m2u2=(m1+m2)v

より

v=m1u1+m2u2m1+m2

る。

比較例ひかくれい: 弾性衝突だんせいしょうとつだからといって運動量保存うんどうりょうほぞんわすれない

弾性衝突だんせいしょうとつではエネルギーも保存ほぞんされるが、だからといって運動量保存うんどうりょうほぞんはぶいてよいわけではない。未知数みちすうが 2 つある 1 次元じげん 2 物体ぶったい衝突しょうとつでは、運動量保存則うんどうりょうほぞんそくがまず基本きほんであり、そこへ e=1 またはエネルギー保存ほぞん追加ついかする。

2 次元じげん衝突しょうとつへの注意ちゅうい

発展はってんとして、2 次元じげんでは反発係数はんぱつけいすう接触法線方向せっしょくほうせんほうこうにだけもちいる。接線方向せっせんほうこうまでおなしき処理しょりしてはならない。したがって 2 次元じげんでは

  • 法線方向ほうせんほうこうでは相対速度そうたいそくどたいして eもちいる
  • 接線方向せっせんほうこうでは別条件べつじょうけんかんがえる

という分離ぶんり必要ひつようになる。

保存ほぞんさせるりょうえらかた

衝突しょうとつでは、運動量うんどうりょう力学的りきがくてきエネルギー、相対速度そうたいそくどの 3 つを同時どうじなんでも保存ほぞんさせてよいわけではない。

りょう使つかえる条件じょうけん意味いみ
運動量うんどうりょう外力がいりょく力積りきせき無視むしできる系全体けいぜんたい並進運動へいしんうんどうそとからほぼえられない
力学的りきがくてきエネルギー弾性衝突だんせいしょうとつのとき変形へんけいねつとしてうしなわれない
反発係数はんぱつけいすう衝突線しょうとつせん沿前後ぜんご相対速度そうたいそくどくらべるときちかづくはやさにたいして、はなれるはやさがどれだけのこるかをあらわ

基本きほんは、まずけいめて運動量保存うんどうりょうほぞん使つかえるか確認かくにんし、つぎに衝突しょうとつ種類しゅるいおうじてエネルギー保存ほぞんまたは反発係数はんぱつけいすう追加ついかすることである。

追加例ついかれい: 完全非弾性衝突かんぜんひだんせいしょうとつ

質量しつりょう m1物体ぶったい速度そくど u1質量しつりょう m2物体ぶったい速度そくど u2一直線上いっちょくせんじょううごき、衝突後しょうとつご一体いったいとなって速度そくど vうごくとする。外力がいりょく力積りきせき無視むしできるなら

m1u1+m2u2=(m1+m2)v

より

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]v=m1u1+m2u2m1+m2

である。この衝突しょうとつでは運動量うんどうりょう保存ほぞんするが、力学的りきがくてきエネルギーは一般いっぱん保存ほぞんしない。うしなわれた運動うんどうエネルギーは、変形へんけいねつおとなどの内部ないぶエネルギーへうつる。

かべとの衝突しょうとつ見方みかた

かべとの衝突しょうとつでは、かべふくめた地球ちきゅうまでけいれれば運動量うんどうりょう保存ほぞんする。しかしかべ質量しつりょう非常ひじょうおおきいため、かべ速度変化そくどへんか無視むしされることがおおい。そのため、物体ぶったいだけをると運動量うんどうりょう保存ほぞんしていない。

なめらかなかべなら、かべ平行へいこう速度成分そくどせいぶんわらず、かべ垂直すいちょく成分せいぶんだけが反発係数はんぱつけいすうしたがってわる。

v=v,v=-ev

これは 2 次元じげん衝突しょうとつ法線方向ほうせんほうこう接線方向せっせんほうこうけるかんがかたもっと単純たんじゅんれいである。

2 次元じげん衝突しょうとつ成分せいぶん見方みかた

平面へいめん衝突しょうとつする問題もんだいでは、運動量保存うんどうりょうほぞんをベクトルのまま使つかう。

mu=mv

これは x 成分せいぶんy 成分せいぶんの 2 ほんしきけられる。

ここで xy単位たんいではなく方向ほうこう名前なまえである。したがって成分せいぶん運動量うんどうりょうは、px[kgm/s;MLT-1]py[kgm/s;MLT-1] のように、成分記号せいぶんきごう単位たんいけてむ。

mux=mvx,muy=mvy

なめらかなきゅうどうしの衝突しょうとつでは、衝突力しょうとつりょく中心ちゅうしんどうしをむすせん、すなわち法線方向ほうせんほうこうはたらく。このとき接線方向せっせんほうこう速度成分そくどせいぶんわらず、法線方向ほうせんほうこう成分せいぶんだけに反発係数はんぱつけいすう使つかう。

どこまでつか

  • 運動量保存則うんどうりょうほぞんそく外力がいりょく力積りきせき無視むしできるときに使つか
  • 反発係数はんぱつけいすう e実験的じっけんてきりょうであり、材質ざいしつ衝突速度しょうとつそくどわりうる
  • ここでの主線しゅせんは 1 次元じげんであり、2 次元じげんでは接触法線方向せっしょくほうせんほうこう接線方向せっせんほうこうける必要ひつようがある

よくあるあやま

  • 反発係数はんぱつけいすうしきを、速度差そくどさではなく各速度かくそくどおおきさだけで
  • 弾性衝突だんせいしょうとつなのに運動量保存うんどうりょうほぞんわすれる
  • 完全非弾性衝突かんぜんひだんせいしょうとつ衝突後しょうとつご速度そくどを 2 つのままにする
  • 外力がいりょく無視むしできる理由りゆうかずに保存則ほぞんそくだけ使つか

まとめ

衝突しょうとつ本線ほんせんは、けい全体ぜんたい運動量保存則うんどうりょうほぞんそくて、追加条件ついかじょうけんとして反発係数はんぱつけいすうまたはエネルギー保存ほぞんくわえることである。とくに 1 次元じげんでは、相対速度そうたいそくど反発係数はんぱつけいすうくと符号処理ふごうしょり安定あんていする。

つぎむべきページ

data/lecture/physics/mechanics/重心系での衝突-講義.n.md

反発係数はんぱつけいすう使つか順序じゅんじょ

反発係数はんぱつけいすう使つか衝突しょうとつでは、最初さいしょ運動量保存うんどうりょうほぞんて、つぎ相対速度そうたいそくどしきてる。この 2 ほんしきで、1 次元じげんの 2 物体衝突ぶったいしょうとつでは衝突後しょうとつごの 2 つの速度そくどめられる。

反発係数はんぱつけいすうはやさのではなく、接近せっきん相対速度そうたいそくど分離ぶんり相対速度そうたいそくどである。したがってきと符号ふごうふくめてしきにする。1 物体ぶったいだけの速度そくどくらべると、かべとの衝突しょうとつのような特別とくべつ場合ばあい一般いっぱん衝突しょうとつ誤用ごようしやすい。

せいきをみぎにとり、衝突前しょうとつまえに 1 が 2 にちかづく典型例てんけいれいでは、

e=v2-v1v1-v2

ける。分母ぶんぼ接近速度せっきんそくど分子ぶんし分離速度ぶんりそくどである。符号ふごうかたえたときは、分母ぶんぼ分子ぶんしがどちらもせいりょうとしてめるようにしきつくる。

文字式もじしき単位たんい

衝突しょうとつでは、各物体かくぶったい運動量うんどうりょう m1v1[kgm/s;MLT-1]m2v2[kgm/s;MLT-1]わせる。運動量保存うんどうりょうほぞんしき

m1v1+m2v2=m1v1+m2v2

では、m1[kg;M]m2[kg;M]v1[m/s;LT-1]v2[m/s;LT-1]v1[m/s;LT-1]v2[m/s;LT-1] であり、各項かくこうはすべて [kgm/s] である。

反発係数はんぱつけいすう e相対速度そうたいそくどなので無次元むじげんである。たとえば (v2-v1)/(v1-v2) では、分子ぶんし分母ぶんぼ[m/s] であり、単位たんいう。

衝突しょうとつ段階だんかいける

衝突問題しょうとつもんだいでは、衝突前しょうとつまえ衝突中しょうとつちゅう衝突後しょうとつごけてかんがえる。衝突中しょうとつちゅう時間じかんみじかいため、外力がいりょく力積りきせき無視むしできることがおおい。この範囲はんい運動量保存うんどうりょうほぞん使つかう。

一方いっぽう衝突前しょうとつまえ斜面しゃめんすべったり、衝突後しょうとつごにばねをちぢめたりする部分ぶぶんでは、仕事しごととエネルギーを使つかうことがおおい。衝突しょうとつ瞬間しゅんかんと、その前後ぜんご移動いどうおなしき処理しょりしようとすると、保存ほぞんするりょうあやまりやすい。

未知数みちすうかずしきえら

衝突しょうとつでは、未知みち速度そくどかず独立どくりつしきかずさきくらべる。1 次元じげん衝突後しょうとつごv1[m/s;LT-1]v2[m/s;LT-1]未知みちなら、しきは 2 ほん必要ひつようである。

m1v1+m2v2=m1v1+m2v2

だけでは 1 ほんしかない。弾性衝突だんせいしょうとつなら力学的りきがくてきエネルギー保存ほぞん反発係数はんぱつけいすうあたえられるなら e[1]しき追加ついかして、未知数みちすうかずしきかずをそろえる。

1 次元じげんの 2 物体ぶったい衝突しょうとつでは、衝突後しょうとつご速度そくど v1[m/s;LT-1]v2[m/s;LT-1]未知みちであることがおおい。運動量保存うんどうりょうほぞんだけではしきが 1 ぽんなのでりない。完全非弾性衝突かんぜんひだんせいしょうとつなら v1=v2反発係数はんぱつけいすうあたえられるなら相対速度そうたいそくどしき追加ついかする。

弾性衝突だんせいしょうとつでは運動うんどうエネルギーも保存ほぞんするが、しき二次式にじしきになる。計算けいさん見通みとおしを優先ゆうせんするなら、運動量保存うんどうりょうほぞん相対速度そうたいそくど関係かんけい使つかうほうが整理せいりしやすい。

衝突しょうとつ保存ほぞんするもの・しないもの

衝突しょうとつでは、運動量うんどうりょう運動うんどうエネルギーをけてかんがえる。外力がいりょく力積りきせき無視むしできる短時間たんじかんなら、全運動量ぜんうんどうりょう保存ほぞんする。しかし、運動うんどうエネルギーが保存ほぞんするかどうかは衝突しょうとつ種類しゅるいわる。

衝突しょうとつ種類しゅるい運動量うんどうりょう運動うんどうエネルギー
弾性衝突だんせいしょうとつ保存ほぞんする保存ほぞんする
非弾性衝突ひだんせいしょうとつ保存ほぞんすることがおお一部いちぶうしなわれる
完全非弾性衝突かんぜんひだんせいしょうとつ保存ほぞんすることがおお最大さいだいうしなわれる

運動量うんどうりょうきをもつので、成分せいぶんごとに保存ほぞん確認かくにんする。1 次元じげんなら符号ふごうきをあらわす。2 次元じげんなら x 方向ほうこうy 方向ほうこう別々べつべつてる。

反発係数はんぱつけいすう符号ふごう

反発係数はんぱつけいすう e は、衝突前後しょうとつぜんご相対速度そうたいそくどなので無次元むじげんである。1 次元じげんきをふくめてくと、

e[1]=-v2-v1v2-v1

となる。分子ぶんし分母ぶんぼはどちらも速度そくど [m/s] なので、[1] になる。反発係数はんぱつけいすうちからやエネルギーの係数けいすうとして直接ちょくせつけるのではなく、まず相対速度そうたいそくど条件じょうけんとして使つかう。

反発係数はんぱつけいすう e は、接近せっきんする相対速度そうたいそくどはなれる相対速度そうたいそくどである。e無次元むじげんであり、単位たんいをもたない。はやさのではなく、相対速度そうたいそくどであることが重要じゅうようである。

1 次元じげんでは、せいきをめてから速度そくど符号ふごうつきでれる。衝突後しょうとつごはなれる条件じょうけんしき反映はんえいすると、反発係数はんぱつけいすうしき符号ふごう丸暗記まるあんきしなくてよい。

主要文字式しゅようもじしき単位たんい確認かくにん

衝突しょうとつでは、m1[kg;M]m2[kg;M]v1[m/s;LT-1]v2[m/s;LT-1]v1[m/s;LT-1]v2[m/s;LT-1]符号ふごうつきであつかう。m1v1[kgm/s;MLT-1]m2v2[kgm/s;MLT-1]運動量うんどうりょうなので、おなしきわせられる。

反発係数はんぱつけいすう e は、相対速度そうたいそくどなので無次元むじげんである。分子ぶんし分母ぶんぼ[m/s] になり、単位たんいえる。運動うんどうエネルギーを使つか場合ばあいは、各項かくこう[J] になっているかを確認かくにんする。

数式内すうしきないでの単位たんい明示めいじ

1 次元じげんの 2 物体ぶったい衝突しょうとつでは、運動量保存うんどうりょうほぞん
m1v1+m2v2=m1v1+m2v2
く。各項かくこうはすべて kgm/s であり、おな保存量ほぞんりょうとしてわせられる。

衝突しょうとつとエネルギーを接続せつぞくする

衝突しょうとつふく複合問題ふくごうもんだいでは、衝突しょうとつ瞬間しゅんかんと、その前後ぜんご運動うんどうける。衝突前しょうとつまえさかくだる、ばねでされる、落下らっかする、といった部分ぶぶんではエネルギーを使つかいやすい。衝突中しょうとつちゅう運動量うんどうりょう使つかいやすい。

たとえば、衝突直前しょうとつちょくぜんはやv[m/s;LT-1] をエネルギーからもとめ、その v[m/s;LT-1]運動量保存うんどうりょうほぞんしきれて衝突直後しょうとつちょくご速度そくどもとめる。衝突後しょうとつごにばねをちぢめるなら、直後ちょくご運動うんどうエネルギー K[J;ML2T-2] をばねの位置いちエネルギー 12kx2[J;ML2T-2]変換へんかんする。

このように、場面ばめんごとに使つか保存則ほぞんそくえる。全体ぜんたいを 1 ぽん力学的りきがくてきエネルギー保存ほぞん処理しょりしようとすると、非弾性衝突ひだんせいしょうとつうしなわれるエネルギーを見落みおとす。

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