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原始関数げんしかんすうantiderivative不定積分ふていせきぶんindefinite integral

date2026-07-15document_iddoc_ef5c7e041ad973fa75cb7449b0bc08fadescription不定積分を原始関数の集合として整理し、定積分との違いと積分定数の意味を説明する講義である。prerequisites極限と連続 / 導関数の定義と差商type講義content_typelecturestatusactiverelateddata/lecture/math/calculus/integration-basics.lecture.n.md / data/lecture/math/calculus/integral-definition-riemann-sums-and-signed-area.lecture.n.md / data/lecture/math/calculus/fundamental-theorem-of-calculus.lecture.n.md / data/exercise/math/calculus/antiderivatives-and-indefinite-integrals.exercise.n.md
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1導入どうにゅう

この講義こうぎでは、不定積分ふていせきぶんindefinite integral面積めんせきではなく、微分びぶんdifferentiation逆問題ぎゃくもんだいとして定義ていぎする。さらに、区間くかん じょう同一どういつ導関数どうかんすう関数かんすう定数差ていすうさであることから、積分定数せきぶんていすう必要ひつようとなる理由りゆう説明せつめいする。

区間くかん I じょうF(x)=f(x)たす F を、I じょうf原始関数げんしかんすうantiderivativeという。

2積分定数せきぶんていすう

平均値へいきんち定理ていりmean value theoremによれば、関数かんすう H[u,v] じょう連続れんぞくかつ (u,v) じょう微分可能びぶんかのうならば、ある c(u,v)存在そんざいして

H(v)-H(u)=H(c)(v-u)

成立せいりつする。

この定理ていりつぎのように証明しょうめいできる。まず、微分可能びぶんかのう関数かんすう内点ないてん c局所的きょくしょてき最大値さいだいちまたは最小値さいしょうちるならば、左右さゆうからの差商さしょう符号ふごう比較ひかくすることにより H(c)=0 となる。これをFermat の停留条件ていりゅうじょうけんFermat's stationary-point theoremという。

つぎに、H(u)=H(v) とする。極限きょくげん連続れんぞく導入どうにゅうした最大値さいだいち最小値さいしょうち定理ていりにより、H[u,v]最大値さいだいち最小値さいしょうち達成たっせいする。H定数関数ていすうかんすうでなければ、いずれかの極値きょくち内点ないてん達成たっせいされ、Fermat の停留条件ていりゅうじょうけんから H(c)=0 となる。H定数関数ていすうかんすうならば任意にんい内点ないてんおな結論けつろんる。これがRolle の定理ていりRolle's theoremである。

一般いっぱんHたいして

K(x)=H(x)-H(v)-H(u)v-u(x-u)

とおくと K(u)=K(v) である。Rolle の定理ていりにより、ある c(u,v)K(c)=0 となる。これを整理せいりすれば平均値へいきんち定理ていりる。

f区間くかん I じょう原始関数げんしかんすう Fつと仮定かていする。任意にんい定数ていすう C について (F+C)=f である。ぎゃくに、I じょうG=f ならば、(G-F)=0 である。FG微分可能びぶんかのうであるため連続れんぞくでもあり、I任意にんいの 2 てん u<v平均値へいきんち定理ていり適用てきようできる。したがって、ある c(u,v)たいして

G(v)-F(v)-(G(u)-F(u))=(G-F)(c)(v-u)=0

となる。したがって G-FI じょう一定いっていであり、ある定数ていすう C により G=F+Cあらわされる。よって、不定積分ふていせきぶん

f(x)dx={F+CCR}

く。この C積分定数せきぶんていすうconstant of integrationという。

fI じょう原始関数げんしかんすうたない場合ばあい、その原始関数げんしかんすう集合しゅうごう空集合くうしゅうごうであり、上記じょうきF+C という表示ひょうじ使用しようできない。

定義域ていぎいき区間くかんとすることは重要じゅうようである。非連結ひれんけつ定義域ていぎいきでは、連結成分れんけつせいぶんごとにことなる定数ていすうくわえられるため、全域ぜんいきで 1 つの積分定数せきぶんていすう選択せんたくできるとはかぎらない。

3定積分ていせきぶんdefinite integralとのちが

定積分ていせきぶんdefinite integral区間くかん端点たんてん指定していしてられる 1 つのすうである。不定積分ふていせきぶんindefinite integral原始関数げんしかんすうantiderivative集合しゅうごうである。両者りょうしゃ微分積分学びぶんせきぶんがく基本定理きほんていりによって接続せつぞくされるが、定義ていぎ出力しゅつりょくことなる。

4具体例ぐたいれい

f(x)=2x原始関数げんしかんすうantiderivativeF(x)=x2 である。したがって

2xdx={xx2+CCR}

である。このれいでは、こたえが 1 つの関数かんすうではなく、定数差ていすうさだけことなる関数族かんすうぞくであることを確認かくにんしている。

5演習えんしゅうリンク

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6関連かんれんリンク

data/lecture/math/calculus/integration-basics.lecture.n.md data/lecture/math/calculus/integral-definition-riemann-sums-and-signed-area.lecture.n.md data/lecture/math/calculus/fundamental-theorem-of-calculus.lecture.n.md
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