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集合族と添字集合md 5e2311a
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集合族しゅうごうぞくfamily of sets添字集合そえじしゅうごうindex set

date2026-07-14document_iddoc_f3c01f19fca940a03f101b9bd4fd4d07description集合族と添字集合を、同じ種類の集合をまとめて扱う記法として導入し、添字付き和集合・共通部分を丁寧に整理する講義である。prerequisites集合の基本 / 集合演算と包含関係type講義content_typelecturestatusactiverelateddata/lecture/math/discrete-math/discrete-mathematics-portal.lecture.n.md / data/lecture/math/discrete-math/set-basics.lecture.n.md / data/lecture/math/discrete-math/set-operations-and-inclusion.lecture.n.md / data/lecture/math/discrete-math/cartesian-product-basics.lecture.n.md / data/exercise/math/discrete-math/sets-and-set-operations.exercise.n.md
mathdiscrete-mathfamily-of-setslecture

1導入どうにゅう

集合族しゅうごうぞくfamily of sets導入どうにゅうする理由りゆうは、2 つや 3 つの集合しゅうごうsetだけでなく、多数たすう集合しゅうごうset一括いっかつしてあつかうためである。たとえば、n=1,2,3,[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"dots\")")] のそれぞれについて An={xR-1/n<x<1/n}くと、「An全体ぜんたい」をひとまとまりとしてあつかえる。

ここで重要じゅうようなのは、添字そえじindexAi指定していする名札なふだ役割やくわりち、Aiげんである必要ひつようはないというてんである。

集合族しゅうごうぞくfamily of setsでは、添字そえじ集合しゅうごうすための名前なまえであり、添字そえじそのものが対象集合たいしょうしゅうごうげんelementであるとはかぎらない。この区別くべつにより、おなかたち集合しゅうごう規則的きそくてきあつかえる。

2用語ようご定義ていぎ

全体集合ぜんたいしゅうごうuniversal set U固定こていする。添字集合そえじしゅうごうindex set Iかく iIAiU対応たいおうしているとき、(Ai)iI集合族しゅうごうぞくfamily of setsという。

ことなる添字そえじ ijおな集合しゅうごう対応たいおうして Ai=Aj となってもよい。集合族しゅうごうぞくでは、集合しゅうごうそのものだけでなく、どの添字そえじからされたかも記録きろくする。

集合族しゅうごうぞくfamily of sets (Ai)iI和集合わしゅうごうunion

iIAi={xあるiIが存在してxAi}

定義ていぎする。集合族しゅうごうぞくfamily of sets共通部分きょうつうぶぶんintersection

iIAi={xUすべてのiIについてxAi}

定義ていぎする。

3方針ほうしん

添字付そえじつ和集合わしゅうごうindexed unionでは、「ある i存在そんざいする」をさがす。添字付そえじつ共通部分きょうつうぶぶんindexed intersectionでは、「すべての i について」を確認かくにんする。この存在そんざい全称ぜんしょうちがいが、証明しょうめいすすかためる。

たとえば xiIAiかっているなら、ある i0I存在そんざいして xAi0 である。一方いっぽうxiIAiかっているなら、任意にんいiI について xAi である。

4直感的ちょっかんてき説明せつめい

集合族しゅうごうぞくfamily of setsは、しに番号ばんごうけて、かくしに集合しゅうごうsetれている状況じょうきょうとしてられる。和集合わしゅうごうunionは、どれか 1 つのしにはいっていれば採用さいようする。共通部分きょうつうぶぶんintersectionは、すべてのしにはいっているものだけを採用さいようする。

この見方みかたでは、和集合わしゅうごうunion条件じょうけんゆるめる操作そうさであり、共通部分きょうつうぶぶんintersection条件じょうけんきびしくする操作そうさである。

添字集合そえじしゅうごうから場合ばあいとく注意ちゅういする。から和集合わしゅうごうunionあつめるげんがないので空集合くうしゅうごうempty setになり、から共通部分きょうつうぶぶんintersection文脈ぶんみゃく全体集合ぜんたいしゅうごう使つか約束やくそくあつかう。

5厳密げんみつ説明せつめいから添字集合そえじしゅうごうindex set

I=[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"varnothing\")")]場合ばあい境界例きょうかいれいである。和集合わしゅうごうunion i[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"varnothing\")")]Ai は、はいるための「ある i[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"varnothing\")")]」が存在そんざいしないため、空集合くうしゅうごうempty setになる。

共通部分きょうつうぶぶんintersection i[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"varnothing\")")]Ai は、この講義こうぎ定義ていぎでは固定こていした Uひとしい。すべての xU について、検査けんさすべき i[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"varnothing\")")] がないため「すべての i[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"varnothing\")")] について xAi」が成立せいりつする。このように反例はんれいとなる対象たいしょうがないため全称条件ぜんしょうじょうけんしんになることを空虚真くうきょしんvacuous truthという。

6例題れいだい添字付そえじつ共通部分きょうつうぶぶんindexed intersection

6.1問題もんだい

An={mZnmを割り切る} とする。n=13An言葉ことば説明せつめいせよ。

6.2解説かいせつ

mn=13An とは、mA1mA2mA3全部ぜんぶ成立せいりつするという意味いみである。つまり m は 1、2、3 のすべてでれる整数せいすうintegerである。

したがって n=13An は 6 の倍数ばいすう全体ぜんたいである。このれいでは、共通部分きょうつうぶぶんintersection複数ふくすう条件じょうけん同時どうじたすげんelement抽出ちゅうしゅつする操作そうさであることを確認かくにんしている。

7見分みわかた関連かんれんリンク

  • おなかたち集合しゅうごうset多数たすうあらわれるなら、集合族しゅうごうぞくfamily of setsとして整理せいりする。
  • 「どれか 1 つにぞくする」なら もちいる。
  • 「すべてにぞくする」なら もちいる。
  • 添字集合そえじしゅうごうindex setから場合ばあいは、和集合わしゅうごうunion共通部分きょうつうぶぶんintersectionあつかいがことなる。
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