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べき級数解法と Frobenius 法md 5550f83
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べき級数解法きゅうすうかいほうと Frobenius ほう

date2026-07-13document_iddoc_58f6913fb642e9b4bbbbaa1f1a9073dddescription通常点の解析解定理と正則特異点のFrobenius法を、収束・指標方程式・漸化式・対数解の条件まで含めて整理する。prerequisitesEuler-Cauchy 型と高階方程式 / テイラー展開とマクローリン展開type講義content_typelecturestatusactiverelateddata/lecture/math/analysis/taylor-and-maclaurin-expansions.lecture.n.md / data/lecture/math/differential-equations/euler-cauchy-and-higher-order-equations.lecture.n.md / data/lecture/math/differential-equations/laplace-transforms-series-and-modeling.lecture.n.md / data/exercise/math/differential-equations/power-series-and-frobenius.exercise.n.md
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1導入どうにゅう

Euler-Cauchy がたあらわれた xr を、一般いっぱん正則特異点せいそくとくいてん拡張かくちょうする。形式的けいしきてき係数比較けいすうひかくだけではかいたことにならない。このページでは、展開中心てんかいちゅうしん解析性かいせきせい収束範囲しゅうそくはんいかいあつか区間くかん契約けいやくふくめる。

2通常点つうじょうてん解析解定理かいせきかいていり

z=x-x0 とし、

y'+P(x)y+Q(x)y=0

かんがえる。ここでは x複素変数ふくそへんすうとして、P,Q複素円板ふくそえんばん |z|<R解析的かいせきてき、すなわち正則せいそくであるとする。実数解じっすうかいは、その実軸上じつじくじょう制限せいげんとしてむ。このとき x0通常点つうじょうてんordinary pointといい、任意にんいy(x0)=a0,y(x0)=a1たいし、

y=n=0anzn

あらわされる一意いちい解析解かいせきかいがあり、級数きゅうすうすくなくとも |z|<R収束しゅうそくする。RP,Q がともに解析的かいせきてき複素円板ふくそえんばんえらぶ。特定とくていかいがさらにさき延長えんちょうできることはある。無限回微分可能むげんかいびぶんかのうであるだけでは、この定理ていり解析性かいせきせいえられない。

3通常点つうじょうてんれい

y'+xy=0y=anxn代入だいにゅうすると、

a2=0,an+3=-an(n+3)(n+2)(n[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"ge\")")]0)

る。a0,a1自由じゆうで、a2=0れつは 0 のままである。れいでない部分級数ぶぶんきゅうすうでは

|an+3xn+3anxn|=|x|3(n+3)(n+2)0.

判定はんていによりすべての x収束しゅうそくする。したがって収束半径しゅうそくはんけい無限大むげんだいであり、a0,a1 から 2 ほん独立解どくりつかい構成こうせいできる。

4正則特異点せいそくとくいてん指標方程式しひょうほうていしき

x0特異点とくいてんであっても、

p(z)=zP(x0+z),q(z)=z2Q(x0+z)

z=0近傍きんぼう解析的かいせきてきなら、x0正則特異点せいそくとくいてんregular singular pointという。p(z)=pkzk,q(z)=qkzk として

z2y'+zp(z)y+q(z)y=0

y=zrn=0anzn,a00

代入だいにゅうする。最低次数さいていじすう zr係数けいすうから

I(r)=r(r-1)+p0r+q0=0

る。これを指標方程式しひょうほうていしきindicial equationという。のこ係数けいすうn[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"ge\")")]1

I(n+r)an+k=1n((n-k+r)pk+qk)an-k=0

たす。I(n+r)=0 になると漸化式ぜんかしき通常つうじょうどおりけず、これが共鳴きょうめい対数項たいすうこうあらわれる入口いりぐちになる。

5指標根しひょうこんだい2 かい

指標根しひょうこんは、必要ひつようならえて、r1-r2Z場合ばあいr1-r2[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"ge\")")]0 となるようにならべる。整数せいすうでなければ順序じゅんじょ任意にんいとする。

  • r1-r2Z なら、2 ほん線型独立せんけいどくりつな Frobenius かいる。
  • r1-r2Z>0 なら、おおきいこん級数きゅうすうられるが、ちいさいこんがわ純粋じゅんすいな Frobenius 級数きゅうすうになる場合ばあい対数項たいすうこうともな場合ばあいがある。
  • 重根じゅうこんでは、だい2 かいy1logz+zrbnznかたちになる。

p,q|z|<R解析的かいせきてきなら、Frobenius かい係数級数けいすうきゅうすう anznすくなくとも |z|<R収束しゅうそくする。実数解じっすうかい0<z<R-R<z<0別々べつべつあつかい、右側みぎがわでは zr,logz左側ひだりがわでは |z|r,log|z|もちいる。複素解ふくそかいでは、0<|z|<R から 0 をはしとする 1 ほん半直線はんちょくせんのぞき、閉曲線へいきょくせんが 0 を 1 しゅうできない領域りょういきえらぶ。その領域りょういきでは、対数たいすうえだbranch of the logarithm Logz を 1 つ固定こていでき、zr=exp(rLogz)logz を 1 関数かんすうとして定義ていぎできる。

6Euler-Cauchy れい再解釈さいかいしゃく

x2y'-xy+y=0 では p0=-1,q0=1 なので

I(r)=r(r-1)-r+1=(r-1)2.

x>0基本解きほんかいx,xlogx であり、直接代入ちょくせつだいにゅう確認かくにんできる。x<0 では x,xlog|x|く。これはまえの Euler-Cauchy 講義こうぎ重根解じゅうこんかいを、一般いっぱん指標方程式しひょうほうていしきからなおしたものである。

7適用範囲てきようはんい導線どうせん

不規則特異点ふきそくとくいてんは Frobenius 定理ていり保証外ほしょうがいである。形式級数けいしききゅうすうても、収束しゅうそく初期条件しょきじょうけん区間くかん確認かくにんするまでかいとはべない。

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