| 変数分離形の一階方程式 | 分離積分 | 割る前に定数解を確認し、初期値を代入した後で解の最大存在区間を調べる |
| 一階線型方程式 | 積分因子 | 標準形 y'+p(x)y=q(x) に直し、p,q の連続区間ごとに解く |
| 完全微分形 | ポテンシャルの復元 | M,N が C^1 級で、穴のない(単連結な)領域なら M_y=N_x を確認する。穴のある領域では大域ポテンシャルが存在しない場合がある |
| 一階方程式の型がまだ不明 | 一階方程式の分類表 | 変数分離・線型・完全形・同次形・Bernoulli 形を順に照合する |
| 定数係数線型のスカラー高階斉次方程式 | 特性方程式 | 根の重複と実数・複素数の設定を確認する |
| 定数係数線型方程式で、非斉次項が多項式・指数・正弦余弦など微分で閉じる有限和 | 未定係数法 | 共鳴を補正する。一般の右辺なら定数変化法や畳み込みを考える |
| 定数係数線型連立系 | 行列指数関数・Jordan 構造 | 斉次系は e^{A(t-t_0)}、強制系は定数変化公式と行列畳み込みを使う |
| 片側時間の定数係数線型初期値問題で、切替・遅延・衝撃入力を含む | ラプラス変換 | 通常入力では区分的連続性・指数位数と共通収束半平面を確認し、デルタ入力は分布として扱う |
| 解析的係数を持つ通常点の局所解 | べき級数法 | 最高階係数が展開中心で非零であり、正規化後の係数と右辺が解析的であることを確認する |
| 正則特異点の局所解 | Frobenius 法 | 指標方程式の根と対数項の要否を確認する。不規則特異点では一般に直接適用できない |
| 線型系の原点の安定性 | 固有値・Jordan 構造 | すべての実部が負なら大域漸近安定である。すべての実部が 0 以下で虚軸上の block が大きさ 1 なら Lyapunov 安定、正実部または虚軸上の非自明 block があれば不安定である |
| C^1 級非線型系の平衡点近傍 | 線型化・固有値 | すべての実部が負なら局所漸近安定、正の実部が一つでもあれば不安定である。正の実部がなく実部 0 を含むときは、非線型項や別の道具が必要になる |
| 2 次元自律系の軌道配置 | 相平面 | 平衡点、流れの向き、軌道の形を明示解なしに調べられる。大域的結論には追加理論が必要になることがある |
| 明示式が困難で数値が必要 | Runge-Kutta 法・陰解法 | 評価区間での解の存在・一意性と、次数に必要な滑らかさを確認する。陽的方法では安定性のため極端に小さい刻み幅が必要になる硬い問題では陰解法を検討し、各段階の代数方程式も所定精度まで解く |