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ステップ関数・デルタ関数・畳み込みmd 2ec71c6
lecture/math/differential-equations/ステップ関数・デルタ関数・畳み込み-講義.n.md
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ステップ関数かんすう・デルタ関数かんすうたた

date2026-05-26descriptionステップ関数・デルタ関数・畳み込みを、ラプラス変換で不連続入力とインパルス応答を扱う方法として整理する。prerequisitesラプラス変換・級数・モデル化への接続 / ラプラス変換の入口type講義statusactiverelateddata/lecture/math/analysis/ラプラス変換の入口-講義.n.md / data/lecture/math/differential-equations/ラプラス変換・級数・モデル化への接続-講義.n.md / data/exercise/math/differential-equations/微分方程式の入口と直接積分-基本演習.n.md
mathdifferential-equationslaplaceconvolutionlecture

導入どうにゅう

このページの核心かくしんは、突然とつぜん入力切替にゅうりょくきりかえ瞬間入力しゅんかんにゅうりょくを、ラプラス変換へんかんたたみにより線型系せんけいけい応答おうとうとして整理せいりすることである。

用語ようご定義ていぎ

ステップ関数かんすうStep function は、ある時刻じこくから入力にゅうりょく切替きりかわ関数かんすうである。Heaviside 関数かんすう H(t-a) は、t<a で 0、t>a で 1 と解釈かいしゃくする。

デルタ関数かんすうDelta function は、理想化りそうかされた瞬間入力しゅんかんにゅうりょくあらわ分布ぶんぷである。通常つうじょう関数かんすうではなく、積分せきぶんつうじて作用さようする対象たいしょうである。

たたConvolution

(f*g)(t)=0tf(t-τ)g(τ)dτ

定義ていぎされる操作そうさである。

なぜこの方針ほうしんえらぶのか

線型時不変系せんけいじふへんけいでは、入力にゅうりょくちいさなインパルスの重合じゅうごうとして分解ぶんかいし、それぞれの応答おうとう加算かさんできる。この発想はっそうたたみである。ラプラス変換へんかんではたたみがせき変換へんかんされるため、計算けいさん代数化だいすうかされる。

具体例ぐたいれい 1:ステップ入力にゅうりょく応答おうとう

y+y=H(t-a),y(0)=0

では、入力にゅうりょくt=a まで 0 で、その 1 へ切替きりかわる。0[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"le\")")]t<a では y+y=0y(0)=0 であるため y(t)=0 である。t>a では y+y=1 となり、連続性れんぞくせいにより y(a)=0初期条件しょきじょうけんとして

y(t)=1-e-(t-a)

る。したがって

y(t)=H(t-a){1-e-(t-a)}

表現ひょうげんできる。ラプラス変換へんかんでは H(t-a)変換へんかん遅延因子ちえんいんし e-asあらわれ、応答開始時刻おうとうかいしじこく代数的だいすうてき保持ほじする。

具体例ぐたいれい 2:インパルス応答おうとうたた

デルタ入力にゅうりょく δ(t-a) は、単位衝撃たんいしょうげき時刻じこく aあたえる理想化りそうかである。けいのインパルス応答おうとうh(t) とすると、一般入力いっぱんにゅうりょく f(t)たいする応答おうとうh*f表現ひょうげんされる。

たとえば y+y=f(t),y(0)=0 のインパルス応答おうとうh(t)=e-tH(t) である。入力にゅうりょくf(t)=H(t) のとき、

(h*f)(t)=0te-(t-τ)dτ=1-e-t

となる。これは直接解法ちょくせつかいほうy+y=1いた結果けっか一致いっちする。たたみは、過去かこ入力にゅうりょく現在げんざい出力しゅつりょくにどれだけ残存ざんぞんするかを積分せきぶん合算がっさんする操作そうさである。

単位たんい物理的ぶつりてき意味いみ

y+y=f(t)無次元化むじげんかされた一次遅いちじおくけいとしてあつかうなら、yf同一どういつ次元じげんつ。デルタ関数かんすう δ(t-a)δ(t-a)dt=1たすため、δ 自体じたい[s-1]次元じげんつ。したがって瞬間入力しゅんかんにゅうりょく強度きょうどは、積分量せきぶんりょうとして解釈かいしゃくする必要ひつようがある。

どこまでつか

デルタ関数かんすう通常つうじょう関数かんすうではないため、分布ぶんぷとしてあつかう。工学的こうがくてきには極端きょくたんみじかつよ入力にゅうりょく極限きょくげんとして有用ゆうようであるが、積分せきぶん変換へんかん意味いみ確認かくにんしてもちいる必要ひつようがある。

たたみによる応答表示おうとうひょうじは、線型性せんけいせい時不変性じふへんせい依存いぞんする。非線型系ひせんけいけい時間変化係数じかんへんかけいすうけいでは、単一たんいつのインパルス応答おうとう全入力ぜんにゅうりょく表現ひょうげんする構造こうぞう一般いっぱん成立せいりつしない。

演習えんしゅうリンク

data/exercise/math/differential-equations/微分方程式の入口と直接積分-基本演習.n.md

関連かんれんリンク

data/lecture/math/analysis/ラプラス変換の入口-講義.n.md
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