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変数分離形と自律系md 9e72d2f
lecture/math/differential-equations/変数分離形と自律系-講義.n.md
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変数分離形へんすうぶんりけい自律系じりつけい

date2026-05-26description変数分離形と自律系を、直接積分できる型と平衡点から挙動を判定する型として対比する。prerequisites一階微分方程式の解法診断 / 積分法の基本type講義statusactiverelateddata/lecture/math/differential-equations/一階微分方程式の解法診断-講義.n.md / data/lecture/math/differential-equations/Logistic方程式-講義.n.md
mathdifferential-equationsfirst-orderlecture

導入どうにゅう

このページの核心かくしんは、変数分離形へんすうぶんりけいではしき積分可能せきぶんかのうかたち分解ぶんかいし、自律系じりつけいでは平衡点へいこうてん符号ふごうから挙動きょどう判定はんていすることである。

標準形ひょうじゅんけい

変数分離形へんすうぶんりけいSeparable equation

dydx=f(x)g(y)

整理せいりできる一階方程式いっかいほうていしきである。

自律方程式じりつほうていしきAutonomous equation

dydx=F(y)

のように右辺うへん独立変数どくりつへんすう明示的めいじてきふくまない方程式ほうていしきである。

なぜこの方針ほうしんえらぶのか

変数分離へんすうぶんりでは、微分記号びぶんきごう利用りようして yかんする因子いんしxかんする因子いんし分離ぶんりし、両辺りょうへん積分せきぶんする。自律系じりつけいでは、時間じかんx明示的めいじてきはいらないため、状態じょうたい yあたいだけで増減ぞうげん決定けっていされる。したがって平衡点へいこうてん符号表ふごうひょう先行せんこうする。

厳密げんみつ説明せつめい

g(y)0範囲はんいでは、

1g(y)dy=f(x)dx

整理せいりし、

1g(y)dy=f(x)dx+C

る。ただし、この処理しょりでは g(y)=0定数解ていすうかい除外じょがいする危険きけんがあるため、除算じょさんまえ平衡解へいこうかい確認かくにんする。

具体例ぐたいれい

y=xy

では dy/y=xdx整理せいりできる。y0 として積分せきぶんすると

log|y|=x22+C

であり、y=Cex2/2る。y=0定数解ていすうかいであり、C=0ふくまれる。

y=y(1-y)

自律系じりつけいである。平衡点へいこうてんy=0,1 である。0<y<1 では y>0y>1 では y<0 となるため、y=1安定あんていy=0不安定ふあんていである。

失敗例しっぱいれい

y=x+y

xyであり、f(x)g(y)せきではない。したがって変数分離へんすうぶんりとして処理しょりしてはならない。この方程式ほうていしきy-y=x整理せいりして一階線型いっかいせんけいとしてあつかう。

どこまでつか

変数分離形へんすうぶんりけい強力きょうりょくだが、分離ぶんりできるかた限定げんていされる。自律系じりつけい符号解析ふごうかいせき挙動きょどう把握はあくする方法ほうほうであり、厳密げんみつ解表示かいひょうじつねあたえるわけではない。

演習えんしゅうリンク

data/exercise/math/differential-equations/変数分離形と自律系-基本演習.n.md

関連かんれんリンク

data/lecture/math/differential-equations/Logistic方程式-講義.n.md
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