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物理モデルと PDE への橋渡しmd d643328
lecture/math/differential-equations/物理モデルとPDEへの橋渡し-講義.n.md
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物理ぶつりモデルと PDE への橋渡はしわた

date2026-05-26description常微分方程式の物理モデルを、収支・力学・回路・空間分布への拡張から整理し、PDE への接続を示す。prerequisitesLogistic方程式 / 複素根と強制振動 / 偏微分方程式ポータルtype講義statusactiverelateddata/lecture/math/partial-differential-equations/偏微分方程式ポータル-講義.n.md / data/lecture/physics/mechanics/円運動と単振動-講義.n.md / data/lecture/math/differential-equations/ラプラス変換・級数・モデル化への接続-講義.n.md
mathdifferential-equationsmodelingphysicslecture

導入どうにゅう

このページの核心かくしんは、常微分方程式じょうびぶんほうていしき現象げんしょう仮定かていから立式りっしきし、空間分布くうかんぶんぷ本質ほんしつになる段階だんかいで PDE へ移行いこうすることを確認かくにんすることである。

一階いっかいモデル

Newton の冷却法則れいきゃくほうそく

T=-k(T-Tenv)

表現ひょうげんされる。左辺さへん温度おんど時間変化率じかんへんかりつ [K/s] であり、右辺うへんk[s-1]温度差おんどさ [K]せき[K/s] となる。

単位たんい縦棒方式たてぼうほうしき追跡ついせきすると、

k[s-1][PARSE ERROR: Undefined("Command(\"vert\")")]s-1×(T-Tenv)[K][PARSE ERROR: Undefined("Command(\"vert\")")]K/s

となり、左辺さへん T単位たんい [K/s]一致いっちする。単位たんい一致いっち正当性せいとうせい証明しょうめいではないが、立式りっしき最低限さいていげん検査けんさである。

混合問題こんごうもんだいでは、りょう収支しゅうし

ddt(槽内の量)=流入量-流出量

方針ほうしんになる。単位たんい確認かくにんすると、濃度のうど [kg/L]流量りゅうりょう [L/s]せき[kg/s] であり、左辺さへん一致いっちする。

この収支式しゅうししきでは、完全混合かんぜんこんごう仮定かていしている。槽内そうない濃度のうど場所ばしょによりことなる場合ばあいひとつの未知量みちりょうだけでは状態じょうたい表現ひょうげんできず、空間変数くうかんへんすう導入どうにゅうする必要ひつようがある。

二階にかいモデル

単振動たんしんどう

mx'+kx=0

表現ひょうげんされる。mx'ちから [N]kx もばね定数ていすう [N/m]変位へんい [m]せき[N] である。減衰げんすい外力がいりょくくわえると

mx'+cx+kx=F(t)

となり、二階線型非同次にかいせんけいひどうじ接続せつぞくする。

ちから単位たんい確認かくにんできる。

m[kg][PARSE ERROR: Undefined("Command(\"vert\")")]kg×x'[m/s2][PARSE ERROR: Undefined("Command(\"vert\")")]N
k[N/m][PARSE ERROR: Undefined("Command(\"vert\")")]N/m×x[m][PARSE ERROR: Undefined("Command(\"vert\")")]N

減衰項げんすいこう cxc[N·s/m]x[m/s]せき[N] となる。したがって各項かくこうはすべてちからとして加算かさんされる。

モデル方針ほうしん

物理ぶつりモデルでは、最初さいしょ未知量みちりょう設定せっていし、つぎ保存則ほぞんそくちから釣合つりあい・収支しゅうしのいずれを起点きてんにするかを選択せんたくする。

現象げんしょう未知量みちりょう起点きてん典型方程式てんけいほうていしき
冷却れいきゃくT(t)温度差おんどさ比例ひれいする熱交換ねつこうかんT=-k(T-Tenv)
混合こんごう溶質量ようしつりょう Q(t)流入りゅうにゅう流出りゅうしゅつQ=in-out
振動しんどう変位へんい x(t)Newton の運動方程式うんどうほうていしきmx'+cx+kx=F(t)
熱伝導ねつでんどうu(x,t)局所収支きょくしょしゅうしと Fourier 法則ほうそくut=κuxx

このひょう役割やくわりは、微分方程式びぶんほうていしき現象げんしょうから機械的きかいてき生成せいせいすることではない。なに状態変数じょうたいへんすうにし、どの仮定かてい採用さいようしているかを明示めいじすることで、しき適用範囲てきようはんい管理かんりすることである。

PDE への移行いこう

温度おんど物体全体ぶったいぜんたい一様いちよう仮定かていできるなら T(t)十分じゅうぶんである。しかしぼう各位置かくいち温度おんどことなる場合ばあい未知関数みちかんすうu(x,t) となり、熱方程式ねつほうていしき ut=κuxxあらわれる。なみげん位置いち時間じかん依存いぞんするため、utt=c2uxx のような PDE へ移行いこうする。

ODE から PDE へ移行いこうする判定基準はんていきじゅんは、状態じょうたい有限個ゆうげんこ変数へんすう十分じゅうぶん表現ひょうげんできるかどうかである。空間方向くうかんほうこう分布ぶんぷ境界条件きょうかいじょうけん本質ほんしつなら、未知関数みちかんすうu(x,t)u(x,y,t) となり、PDE の枠組わくぐみが必要ひつようになる。

どこまでつか

モデル仮定かてい依存いぞんする。冷却法則れいきゃくほうそく環境温度かんきょうおんど一定いってい熱交換ねつこうかん温度差おんどさ比例ひれいするという近似きんじである。単振動たんしんどう線型せんけいばねと小変位しょうへんい仮定かていする。仮定かてい変化へんかすれば、微分方程式びぶんほうていしき変更へんこうされる。

演習えんしゅうリンク

data/exercise/math/differential-equations/微分方程式の入口と直接積分-基本演習.n.md

関連かんれんリンク

data/lecture/math/partial-differential-equations/偏微分方程式ポータル-講義.n.md
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