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物質波と不確定性関係md b73685c
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物質波ぶっしつは不確定性ふかくていせい関係かんけい

date2026-07-14document_iddoc_9e0b05a43935088d1829d2b6174199cadescription物質波をド・ブロイ波長として定義し、加速電子の波長とボーア量子条件の定常波解釈、不確定性関係の意味を整理する講義である。prerequisites波の基本 / 定常波の基本 / ボーア模型の基本 / 運動量と力積 / 電場と電位type講義statusactiverelateddata/lecture/physics/modern/modern-physics-portal.lecture.n.md / data/lecture/physics/modern/introduction-to-atoms-and-quanta.lecture.n.md / data/lecture/physics/modern/bohr-model-basics.lecture.n.md / data/lecture/physics/waves/standing-waves-basics.lecture.n.md
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1導入どうにゅう

この講義こうぎでは、ひかり粒子りゅうしのようにうだけでなく、電子でんしのような粒子りゅうしなみのようにうという見方みかた紹介しょうかいする。

光電効果こうでんこうかでは、なみだとおもっていたひかり粒子性りゅうしせいあらわれた。物質波ぶっしつはでは、粒子りゅうしだとおもっていた電子でんし波動性はどうせいあらわれる。この 2 つをわせて、量子りょうしでは粒子りゅうしなみ古典的こてんてきけられないと理解りかいする。

2用語ようご定義ていぎ

物質波ぶっしつはmatter waveとは、粒子りゅうし対応たいおうするなみとしての性質せいしつである。

ド・ブロイ波長はちょうde Broglie wavelengthとは、運動量うんどうりょう p粒子りゅうし対応たいおうする波長はちょう

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]λ=hp

である。

不確定性ふかくていせい関係かんけいuncertainty relationとは、位置いち不確定ふかくていΔx運動量うんどうりょう不確定ふかくていΔp

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]ΔxΔp

のような下限かげんをもつ、という関係かんけいである。厳密げんみつには定義ていぎかたにより係数けいすうわり、標準偏差ひょうじゅんへんさもちいる量子力学りょうしりきがくでは ΔxΔp[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"ge\")")]/2く。

3方針ほうしん

物質波ぶっしつはでは、粒子りゅうし運動量うんどうりょうから波長はちょうもとめる。したがって最初さいしょるべきりょうはやさではなく運動量うんどうりょうである。

電子でんし電圧でんあつ加速かそくされる問題もんだいでは、まず電気的でんきてきなエネルギー eV運動うんどうエネルギーへ変換へんかんし、そこから pもとめ、最後さいごλ=h/p使つかう。

4関係式かんけいしき 1:加速電子かそくでんしのド・ブロイ波長はちょう

電子でんし電圧でんあつ V静止せいしから加速かそくされ、相対論的そうたいろんてき補正ほせい無視むしできるとする。このとき電子でんしのド・ブロイ波長はちょう

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]λ=h2meV

である。

4.1証明しょうめい

電気量でんきりょうおおきさが e電子でんし電位差でんいさ V加速かそくされると、電場でんばからるエネルギーは

eV

である。静止せいしから出発しゅっぱつし、うしなわれるエネルギーがないとすれば、これが運動うんどうエネルギーになる。

12mv2=eV

非相対論的ひそうたいろんてきには p=mv なので、

p2=m2v2=2meV

である。したがって

p=2meV

である。ド・ブロイ関係かんけい λ=h/p使つかうと、

λ=h2meV

る。

5条件じょうけん 2:ボーアの量子条件りょうしじょうけん定常波ていじょうは解釈かいしゃく

円軌道えんきどう円周えんしゅう電子でんし物質波ぶっしつは整数回せいすうかいだけおさまるとすると、ボーアの量子条件りょうしじょうけん

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]mvr=n

られる。

5.1証明しょうめい

半径はんけい r円軌道えんきどう円周えんしゅう

2πr

である。物質波ぶっしつは定常波ていじょうはとしてじるには、円周えんしゅう波長はちょう整数倍せいすうばいであればよい。

2πr=nλ

ド・ブロイ関係かんけい λ=h/p代入だいにゅうすると、

2πr=nhp

である。p=mv とすると

2πr=nhmv

である。両辺りょうへんmvけて、

2πmvr=nh

る。=h/(2π) なので、

mvr=n

である。

6不確定性ふかくていせい関係かんけい意味いみ

不確定性ふかくていせい関係かんけいは、測定器そくていきあらいからからない、という主張しゅちょうではない。量子状態りょうしじょうたいそのものが、位置いちするどさだめるほど運動量うんどうりょうはばひろげる、という性質せいしつをもつ。

なみかんがえると、この理由りゆう自然しぜんえる。ながひろがった正弦波せいげんは波長はちょう明確めいかくで、したがって運動量うんどうりょう比較的ひかくてき明確めいかくである。しかし、そのなみ空間くうかんのどこにあるかをするど指定していできない。ぎゃくに、せま範囲はんい局在きょくざいしたなみつくるには、おおくの波長はちょうかさねる必要ひつようがあり、運動量うんどうりょうはばひろがる。

この講義こうぎでは、不確定性ふかくていせい関係かんけい量子力学りょうしりきがく基本原理きほんげんりとして使つかう。厳密げんみつ証明しょうめいには、波動関数はどうかんすうとフーリエ解析かいせき必要ひつようである。

7具体例ぐたいれい電子回折でんしかいせつ

電子でんし結晶けっしょうてると、回折かいせつ干渉かんしょう模様もようあらわれる。回折かいせつなみ特有とくゆう現象げんしょうなので、これは電子でんし物質波ぶっしつはとしてうことをしめす。

電子でんし運動量うんどうりょうおおきいほど λ=h/pちいさくなる。そのため、たか電圧でんあつ加速かそくした電子でんしほど波長はちょうみじかい。

8見分みわかた

  • 粒子りゅうし波長はちょうわれたら、まず λ=h/p使つかう。
  • 電圧でんあつ加速かそくされた電子でんしなら、まず eV=mv2/2運動量うんどうりょうもとめる。
  • 円軌道えんきどう定常波ていじょうはたら、2πr=nλてる。
  • 位置いち運動量うんどうりょう同時どうじするどわれたら、不確定性ふかくていせい関係かんけい確認かくにんする。

9どこまで成立せいりつするか

λ=h/p量子りょうし基本関係きほんかんけいである。加速電子かそくでんし公式こうしき λ=h/2meV は、非相対論的ひそうたいろんてきで、初速しょそく無視むしでき、エネルギー損失そんしつがない場合ばあい使つかう。電圧でんあつ非常ひじょうおおきい場合ばあいは、相対論的そうたいろんてき補正ほせい必要ひつようになる。

10最終形さいしゅうけい

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]λ=hp
[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]λ=h2meV非相対論的な加速電子
[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]2πr=nλmvr=n
[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]ΔxΔp

11一言ひとこと

物質波ぶっしつはは、粒子りゅうし運動量うんどうりょう波長はちょう翻訳ほんやくする見方みかたであり、ボーアの量子条件りょうしじょうけんにも定常波ていじょうはとしての意味いみあたえる。

12関連かんれんリンク

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