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積分せきぶんintegration計算法けいさんほうcalculation method-基本演習きほんえんしゅう

date2026-05-26descriptionリーマン和・符号付き面積・原始関数・微分積分学の基本定理・置換積分・部分積分を確認する基本演習である。prerequisites積分法の基本 / 微分積分学の基本定理 / 積分公式と計算法type問題演習content_typeexercisestatusactiverelateddata/lecture/math/calculus/積分法の基本-講義.n.md / data/lecture/math/calculus/微分積分学の基本定理-講義.n.md / data/lecture/math/calculus/積分公式と計算法-講義.n.md / data/lecture/math/calculus/微分公式と計算法-講義.n.md
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演習方針えんしゅうほうしん

定積分ていせきぶんdefinite integral局所的きょくしょてき寄与きよ総和そうわであり、不定積分ふていせきぶんindefinite integral原始関数げんしかんすうantiderivative探索たんさくである。微分積分学びぶんせきぶんがく基本定理きほんていりfundamental theorem of calculusは、この 2 つを接続せつぞくする。


問題もんだい 1

右端点うたんてんもちいるリーマンRiemann sumから

01x2dx

もとめよ。

解答例かいとうれい

区間くかん [0,1]n 等分とうぶんする。Δx=1/n右端点うたんてんxi=i/n である。したがってリーマンRiemann sum

i=1n(in)21n=1n3i=1ni2=1n3·n(n+1)(2n+1)6

である。n とすると

limnn(n+1)(2n+1)6n3=13

である。よって

01x2dx=13

である。

解説かいせつ

この問題もんだいは、積分せきぶんintegration公式こうしきではなく小区間しょうくかん寄与きよ総和そうわとして確認かくにんしている。リーマンRiemann sumでは、はばたかさをけたりょうわせ、その極限きょくげんる。

よくあるあやま

Δxわすれるあやまりがある。リーマンRiemann sumの 1 こうたかさだけでなく、小区間しょうくかんはばふくむ。


問題もんだい 2

-11xdx

と、y=xx じくx=-1x=1かこまれる実面積じつめんせきもとめよ。

解答例かいとうれい

F(x)=x2/2 とすると、

-11xdx=F(1)-F(-1)=12-12=0

である。一方いっぽう実面積じつめんせき絶対値ぜったいちabsolute valueるため、

-11|x|dx=201xdx=1

である。

解説かいせつ

定積分ていせきぶんdefinite integral符号付ふごうつ面積めんせきsigned areaである。x じくした部分ぶぶんとしてかぞえるため、実面積じつめんせきとはことなる場合ばあいがある。

よくあるあやま

定積分ていせきぶんdefinite integralつね面積めんせき同一視どういつしするあやまりがある。面積めんせきもとめるときは、符号ふごうわるてん区間くかん分割ぶんかつする。


問題もんだい 3

G(x)=1x(t2+1)dt

とする。G(x)もとめよ。

解答例かいとうれい

t2+1連続れんぞくであるため、微分積分学びぶんせきぶんがく基本定理きほんていりfundamental theorem of calculus使用しようできる。したがって

G(x)=x2+1

である。

解説かいせつ

G(x)1 から x までの累積量るいせきりょうである。微分びぶんdifferentiationすると、上端じょうたんすこうごかしたときに追加ついかされる局所的きょくしょてき寄与きよ、つまり x2+1あらわれる。

よくあるあやま

積分せきぶんさき完全かんぜん計算けいさんしなければならない、とかんがえるあやまりがある。微分積分学びぶんせきぶんがく基本定理きほんていりfundamental theorem of calculusは、累積関数るいせきかんすう微分びぶん直接ちょくせつあたえる。


問題もんだい 4

H(x)=xx2sintdt

導関数どうかんすうderivativeもとめよ。

解答例かいとうれい

上端じょうたん下端かたんがどちらも x依存いぞんしているので、

H(x)=0x2sintdt-0xsintdt

分解ぶんかいする。連鎖律れんさりつchain rule微分積分学びぶんせきぶんがく基本定理きほんていりfundamental theorem of calculusより

H(x)=sin(x2)·2x-sinx

である。

解説かいせつ

積分区間せきぶんくかんきと端点たんてんうごきが同時どうじ問題もんだいである。下端かたんうごくときは符号ふごう反転はんてんするため、固定端こていたん導入どうにゅうして分解ぶんかいすると安全あんぜんである。

よくあるあやま

H(x)=sin(x2)-sinx として、x2連鎖律れんさりつchain ruleわすれるあやまりがある。端点たんてん関数かんすうである場合ばあいは、その端点たんてん導関数どうかんすうderivativeかる。


問題もんだい 5

2xcos(x2)dx

xexdx

計算けいさんせよ。

解答例かいとうれい

第一だいいち積分せきぶんでは u=x2置換ちかんする。du=2xdx なので

2xcos(x2)dx=cosudu=sinu+C=sin(x2)+C

である。

第二だいに積分せきぶんでは部分積分ぶぶんせきぶんintegration by parts使用しようする。f=xg=exくと、f=1g=ex である。したがって

xexdx=xex-exdx=xex-ex+C

である。

解説かいせつ

置換積分ちかんせきぶんsubstitution連鎖律れんさりつchain rule逆向ぎゃくむきであり、内側うちがわ導関数どうかんすう外側そとがわあらわれる場合ばあい自然しぜんである。部分積分ぶぶんせきぶんintegration by partsせき微分公式びぶんこうしきproduct rule逆向ぎゃくむきであり、一方いっぽう微分びぶんすると簡単かんたんになる場合ばあい選択せんたくする。

よくあるあやま

置換積分ちかんせきぶんsubstitutiondu対応たいおうする因子いんし確認かくにんしないあやまりがある。また、部分積分ぶぶんせきぶんintegration by partsでどちらを微分びぶんするかを無作為むさくいえらぶと、計算けいさん複雑ふくざつになる。

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