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複素根と強制振動md 45f3e49
lecture/math/differential-equations/複素根と強制振動-講義.n.md
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複素根ふくそこん強制振動きょうせいしんどう

date2026-05-26description二階線型定数係数方程式の複素根と強制振動を、減衰・周期外力・共振の判定として整理する。prerequisites二階線型微分方程式の拡張 / 複素数と複素平面type講義statusactiverelateddata/lecture/math/differential-equations/二階線型微分方程式の拡張-講義.n.md / data/lecture/math/differential-equations/非同次方程式と未定係数法-講義.n.md / data/lecture/physics/mechanics/円運動と単振動-講義.n.md
mathdifferential-equationsoscillationlecture

導入どうにゅう

このページの核心かくしんは、特性方程式とくせいほうていしき複素根ふくそこん振動しんどうあらわし、非同次項ひどうじこう外力がいりょくとして振動系しんどうけい駆動くどうすることを確認かくにんすることである。

標準形ひょうじゅんけい

自由振動じゆうしんどう代表形だいひょうけい

my'+cy+ky=0

である。ここで m>0質量しつりょうc[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"ge\")")]0減衰係数げんすいけいすうk>0 はばね定数ていすうである。強制振動きょうせいしんどうでは

my'+cy+ky=F0cosωt

のように周期外力しゅうきがいりょく右辺うへんく。

複素根ふくそこん振動しんどう

特性根とくせいこんα±iβ なら、実数解じっすうかい

y=eαt(C1cosβt+C2sinβt)

である。α<0 なら振幅しんぷく減衰げんすいし、α=0 なら減衰げんすいしない周期運動しゅうきうんどうとなる。β角周波数かくしゅうはすうであり、周期しゅうき2π/β である。

強制振動きょうせいしんどう共振きょうしん

外力がいりょく周波数しゅうはすう ωけい固有周波数こゆうしゅうはすう近接きんせつすると、応答おうとう増大ぞうだいする。減衰げんすい存在そんざいする場合ばあい応答おうとう有限ゆうげんたもたれるが、減衰げんすいがない理想系りそうけい外力がいりょく同次解どうじかいおな周波数しゅうはすうつと、特解とくかいtsinωttcosωtあらわれる。

減衰げんすいのある強制振動きょうせいしんどう

my'+cy+ky=F0cosωt

では、定常応答ていじょうおうとうAcosωt+Bsinωt仮定かていできる。微分びぶんしても cosωt,sinωt空間くうかんとどまるためである。振幅しんぷく

F0(k-mω2)2+(cω)2

比例ひれいする。したがって k-mω2 が 0 に近接きんせつし、かつ cちいさいほど応答おうとう増大ぞうだいする。このしきは、共振きょうしん感覚的かんかくてきではなく、分母ぶんぼちいさくなる現象げんしょうとして整理せいりする。

具体例ぐたいれい

y'+4y=0

では特性根とくせいこん±2i であり、

y=C1cos2t+C2sin2t

である。

y'+4y=cos2t

では右辺うへん同次解どうじかい重複ちょうふくするため、特解候補とくかいこうほtける補正ほせい必要ひつようである。

具体的ぐたいてきには yp=Atsin2tくと、

yp'+4yp=4Acos2t

となるため、A=1/4る。したがってひとつの特解とくかいyp=14tsin2t である。振幅しんぷく時間じかん比例ひれいして増加ぞうかすることが、無減衰共振むげんすいきょうしん特徴とくちょうである。

単位たんい確認かくにん

ばね質点系しつてんけいでは、my'cykyF0cosωt はすべてちから [N]単位たんいつ。たとえば

k[N/m][PARSE ERROR: Undefined("Command(\"vert\")")]N/m×y[m][PARSE ERROR: Undefined("Command(\"vert\")")]N

である。各項かくこう次元じげん一致いっちしなければ、振動方程式しんどうほうていしきとして加算かさんできない。

どこまでつか

ここでの共振きょうしん線型せんけいかつ定数係数ていすうけいすうのモデルを前提ぜんていにする。非線型振動ひせんけいしんどうでは、周波数しゅうはすう振幅しんぷく依存いぞんする場合ばあいや、複数ふくすう安定周期軌道あんていしゅうききどうしょうじる場合ばあいがある。

また、現実げんじつけいでは減衰げんすい非線型性ひせんけいせい材料限界ざいりょうげんかい外力がいりょく有限時間性ゆうげんじかんせい作用さようする。無減衰むげんすい振幅しんぷく無限むげん増加ぞうかする結論けつろんは、理想化りそうかされた線型せんけいモデルの範囲はんい成立せいりつする。

演習えんしゅうリンク

data/exercise/math/differential-equations/二階線型定数係数方程式-基本演習.n.md data/exercise/math/differential-equations/二階線型微分方程式-基本演習.n.md

関連かんれんリンク

data/lecture/math/differential-equations/非同次方程式と未定係数法-講義.n.md
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