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階数の基本md 43e75f9
lecture/math/linear-algebra/階数の基本-講義.n.md
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階数かいすうrank基本きほん

mathlinear-algebraundergraduatelecture

導入どうにゅう

この講義こうぎ最重要さいじゅうようなのは、階数かいすうrank行列ぎょうれつmatrixなか非零ひれいかずがいくつあるかではなく、その行列ぎょうれつmatrix本質的ほんしつてき何次元なんじげんぶんの情報じょうほうたもっているかをあらわりょうだということである。

ほうGaussian elimination手順てじゅんとしてのみ暗記あんきすると、主役しゅやくになるれつcolumn本数ほんすうがなぜ重要じゅうようかが不明瞭ふめいりょうになる。その本数ほんすう階数かいすうrankであり、かい自由度じゆうどぞうimage次元じげんdimensionかくkernel次元じげんdimension直結ちょっけつする。

用語ようご定義ていぎ

階数かいすうRank とは、行列ぎょうれつmatrix独立どくりつindependentぎょうrowまたはれつcolumn最大個数さいだいこすうである。

列空間れつくうかんColumn space とは、れつベクトルcolumn vector線型結合せんけいけつごうlinear combinationられる部分空間ぶぶんくうかんsubspaceである。

行空間ぎょうくうかんRow space とは、ぎょうベクトルrow vector線型結合せんけいけつごうlinear combinationられる部分空間ぶぶんくうかんsubspaceである。

かくKernel とは、線型写像せんけいしゃぞうlinear map A:KnKm について Ax=0たす x集合しゅうごうsetである。

ぞうImage とは、Ax として到達とうたつできる出力しゅつりょく全体ぜんたいである。

方針ほうしん

まずほうGaussian elimination行列ぎょうれつmatrix簡約かんやくし、主成分しゅせいぶんpivot個数こすう確認かくにんする。つぎに、そのかず列空間れつくうかんcolumn spaceぞうimage次元じげんdimensionとして解釈かいしゃくし、かくkernel次元じげんdimensionむすびつける。

直感的ちょっかんてき説明せつめい

2 次元じげんdimension平面へいめんを 1 ぽん直線ちょくせんへつぶす写像しゃぞうmapは、2 次元じげんdimension情報じょうほうを 1 次元じげんdimension圧縮あっしゅくしている。このとき階数かいすうrankは 1 である。なにもつぶさず平面へいめんをそのまま平面へいめんおくるなら階数かいすうrankは 2 である。

厳密げんみつ説明せつめい

1. しで確認かくにんする

行列ぎょうれつmatrix行基本変形ぎょうきほんへんけいelementary row operationして、主成分しゅせいぶんpivotのあるぎょうrow本数ほんすうかぞえると、それが階数かいすうrankである。

2. れつcolumn意味いみ

れつベクトルcolumn vector空間くうかん次元じげんdimensionとしても階数かいすうrank定義ていぎできる。Aれつcolumna1,[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"dots\")")],an とすると、

Col(A)=span(a1,[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"dots\")")],an)

であり、

rank(A)=dimCol(A)

である。行空間ぎょうくうかんrow space次元じげんdimensionおなあたいになり、これを行階数ぎょうかいすう列階数れつかいすう一致いっちという。

この一致いっちは、ほうGaussian eliminationから確認かくにんできる。行基本変形ぎょうきほんへんけいelementary row operationひだりから可逆行列かぎゃくぎょうれつinvertible matrixける操作そうさoperationであり、れつcolumnどうしの一次関係いちじかんけい保存ほぞんする。簡約化かんやくかした行列ぎょうれつmatrixr 主成分しゅせいぶんpivotがあれば、非零行ひぜろぎょうr ほん行空間ぎょうくうかんrow space基底きていbasisあたえる。また、もと行列ぎょうれつmatrix主成分列しゅせいぶんれつpivot column列空間れつくうかんcolumn space基底きていbasisあたえる。よって行空間ぎょうくうかんrow space列空間れつくうかんcolumn space次元じげんdimensionはいずれも r である。

3. ぞうimageかくkernel

A:KnKm線型写像せんけいしゃぞうlinear mapとして解釈かいしゃくすると、ぞうimage到達可能とうたつかのう右辺うへんright-hand side b全体ぜんたいであり、かくkernelAx=0える入力にゅうりょく全体ぜんたいである。

Im(A)={AxxKn},ker(A)={xKnAx=0}

階数かいすうrank

rank(A)=dimIm(A)

であり、かくkernel次元じげんdimension退化次数たいかじすうNullityぶ。

4. 階数かいすうrank退化次数たいかじすうnullity定理ていり

A:KnKm について、

rank(A)+nullity(A)=n

成立せいりつする。これは入力空間にゅうりょくくうかんinput space次元じげんdimensionが、「出力しゅつりょくとしてのこ次元じげんdimension」と「0 につぶれる次元じげんdimension」に分解ぶんかいされることを意味いみする。

5. かいとの関係かんけい

連立一次方程式れんりついちじほうていしきsystem of linear equations Ax=b は、bIm(A)ぞくする場合ばあいかいつ。かいが 1 つ存在そんざいすると、ほかかいはそのかいker(A)げんくわえたものとしてられる。したがってかくkernel次元じげんdimensionが、解空間かいくうかんsolution space自由度じゆうどあらわす。

判定基準はんていきじゅん

  • 結果けっかからかい個数こすう判断はんだんしたいなら、階数かいすうrankかくkernel確認かくにんする。
  • 写像しゃぞうmap何次元なんじげんぶんつぶれているかを判定はんていしたいときにも、階数かいすうrank有効ゆうこうである。

最終形さいしゅうけい

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]rank=主成分の本数
[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]rank=独立な列の最大本数
[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]rowrank=columnrank
[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]rank(A)+nullity(A)=n

一言ひとことでいうと

  • 階数かいすうrankぞうimage次元じげんdimensionであり、かくkernel次元じげんdimensionわせて入力空間にゅうりょくくうかんinput space次元じげんdimension構成こうせいする。

演習えんしゅうリンク

data/exercise/math/linear-algebra/ベクトル空間・基底・階数-基本演習.n.md

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