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線型代数ポータルmd d04967f
lecture/math/linear-algebra/線型代数ポータル-講義.n.md
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線型代数せんけいだいすうlinear algebraポータル

date2026-05-25description線型代数の講義を、線型性、線型結合、基底ベクトルの像、行列の列、連立一次方程式、内積、固有値へ接続してたどるための入口である。prerequisites高校数学のベクトル / 関数・写像の基本 / 一次方程式の基本type講義statusactiverelateddata/lecture/math/数学ポータル-講義.n.md / data/lecture/math/vector/ベクトルポータル-講義.n.md / data/lecture/math/vector/ベクトルとは何か-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/線型性の基本-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/ベクトルの基本演算-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/線型結合と張る空間の基本-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/ベクトル空間と基底-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/線型写像と行列-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/基底変換と相似-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/行列の積の意味-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/列ベクトルの独立性と階数への橋渡し-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/階数の基本-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/行列の基本演算-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/単位行列・零行列・転置の基本-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/連立一次方程式と拡大係数行列-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/行基本変形の基本-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/列基本変形の基本-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/階段形と簡約階段形-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/逆行列の計算手順-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/行列式の計算規則-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/余因子展開と可逆性の判定-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/行列式-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/逆行列の基本-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/対角化の基本-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/ノルムと三角不等式-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/内積空間の基本-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/直交補空間と射影-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/最小二乗法の基本-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/対称行列と直交対角化-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/二次形式と正定値行列-講義.n.md / data/lecture/math/linear-algebra/特異値分解の入口-講義.n.md / data/exercise/math/linear-algebra/線型性と線型写像-基本演習.n.md / data/exercise/math/linear-algebra/ベクトルと線型結合-基本演習.n.md / data/exercise/math/linear-algebra/行列計算と線型変換-基本演習.n.md / data/exercise/math/linear-algebra/基底変換と相似-基本演習.n.md / data/exercise/math/linear-algebra/基本変形と連立一次方程式-基本演習.n.md / data/exercise/math/linear-algebra/行列式と可逆性-基本演習.n.md / data/exercise/math/linear-algebra/ベクトル空間・基底・階数-基本演習.n.md / data/exercise/math/linear-algebra/内積・直交・射影-基本演習.n.md / data/exercise/math/linear-algebra/複素内積とユニタリ行列-基本演習.n.md / data/exercise/math/linear-algebra/固有値・対角化・発展-基本演習.n.md
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導入どうにゅう

このノートは、線型代数せんけいだいすうlinear algebra講義こうぎを、まず「線型性せんけいせいlinearityとはなにか」「行列ぎょうれつmatrixれつcolumnなに記録きろくしているか」から整理せいりし、そのあと連立一次方程式れんりついちじほうていしきsystem of linear equations階数かいすうrank内積ないせきinner product固有値こゆうちeigenvalue接続せつぞくするための入口いりぐちである。

学習がくしゅう全体像ぜんたいぞう

線型代数せんけいだいすうlinear algebraは、計算手順けいさんてじゅんcomputational procedureだけの集合しゅうごうsetではない。中心ちゅうしんにあるのは、ベクトルvectorsumスカラーばいscalar multiplicationたも線型写像せんけいしゃぞうlinear mapである。線型性せんけいせいlinearityがあるから、基底きていベクトルbasis vectorぞうimageだけで空間くうかんspace全体ぜんたいさきまる。そして、その基底きていベクトルbasis vectorぞうimageれつcolumnとしてならべたものが行列ぎょうれつmatrixである。

この見方みかたさきつと、行列積ぎょうれつせきmatrix product写像しゃぞうmap合成ごうせいcompositionになり、階数かいすうrankぞうimage次元じげんdimensionになり、かくkernelれいzeroつぶれる入力方向にゅうりょくほうこうinput directionになる。内積ないせきinner product追加ついかするとながlength角度かくどangle射影しゃえいprojection導入どうにゅうされ、固有値こゆうちeigenvalue対角化たいかくかdiagonalizationは、線型写像せんけいしゃぞうlinear map方向ほうこうdirectionごとの倍率ばいりつscale factorとしてなお道具どうぐになる。

前提ぜんてい射程しゃてい

この系列けいれつでは、有限次元ゆうげんじげんfinite-dimensionalじつrealまたは複素ふくそcomplexベクトル空間くうかんvector space基本対象きほんたいしょうbasic objectにする。内積ないせきinner product特異値分解とくいちぶんかいsingular value decompositionSVD擬似逆行列ぎじぎゃくぎょうれつpseudoinverseでは、実行列じつぎょうれつreal matrix転置てんちtranspose AT複素行列ふくそぎょうれつcomplex matrix共役転置きょうやくてんちconjugate transpose A*区別くべつする。正方行列せいほうぎょうれつsquare matrixだけで成立せいりつする主張しゅちょうstatementと、長方行列ちょうほうぎょうれつrectangular matrixにも拡張かくちょうできる主張しゅちょうstatement分離ぶんりして確認かくにんする。

重要じゅうようなのは、定理ていり結論けつろんだけでなく、その前提条件ぜんていじょうけん保持ほじすることである。たとえば対称行列たいしょうぎょうれつsymmetric matrix直交対角化ちょっこうたいかくか任意にんい対角化可能行列たいかくかかのうぎょうれつには成立せいりつしない。二次形式にじけいしきquadratic formによる極値判定きょくちはんていでは停留点ていりゅうてんであることが必要ひつようである。このような条件じょうけん明示めいじすると、発展項目はってんこうもく移行いこうしても記述きじゅつ厳密性げんみつせいたもたれる。

直感的ちょっかんてき見取みと

線型代数せんけいだいすうlinear algebra直感ちょっかんは、行列ぎょうれつmatrix数表すうひょうarray of numbersとしてながめるより、空間くうかんspaceうごかす線型変換せんけいへんかんlinear transformationとしてると統一とういつしやすい。

概念がいねん幾何的きかてき見方みかたあと使つか判断はんだん
列空間れつくうかんcolumn space入力にゅうりょくinputから到達とうたつできる出力方向しゅつりょくほうこうoutput direction全体ぜんたいかいsolution存在そんざいするか
かくkernelれいzeroつぶれる入力方向にゅうりょくほうこうinput direction情報じょうほうinformationうしなわれるか
階数かいすうrankつぶれずにのこ次元じげんdimension写像しゃぞうmapがどれだけ情報じょうほうinformationたもつか
行列式ぎょうれつしきdeterminant面積めんせきarea体積たいせきvolume伸縮率しんしゅくりつscale factor可逆かぎゃくinvertibleか、orientation反転はんてんするか
固有値こゆうちeigenvalue方向ほうこうdirectionわらないじくaxis倍率ばいりつscale factor変換へんかんtransformation方向ほうこうdirectionごとに分解ぶんかいできるか
内積ないせきinner productながlength角度かくどangle直交ちょっこうorthogonalityはか道具どうぐ射影しゃえいprojection最小二乗法さいしょうにじょうほうleast squares method使つかえるか

この見取みとoverviewさきつと、elimination行列式ぎょうれつしきdeterminant対角化たいかくかdiagonalization直交化ちょっこうかorthogonalization別々べつべつ計算手順けいさんてじゅんcomputational procedureではなく、空間くうかんspaceをどうたもち、どこをつぶし、どの方向ほうこうdirectionやすくするかという一連いちれんseries操作そうさoperationとして接続せつぞくする。

わるものと保存ほぞんされるもの

線型代数せんけいだいすうでは、計算けいさんそのものよりも「その操作そうさoperationなにえ、なにえないか」を追跡ついせきすることが重要じゅうようである。おな行列ぎょうれつmatrixわっても、写像しゃぞうmapそのものや解集合かいしゅうごうわらない場合ばあいがある。ぎゃくに、階数かいすうrankわらなくても、未知数みちすうunknown意味いみわる場合ばあいもある。

操作そうさoperation見方みかたわるもの保存ほぞんされるもの確認かくにんする理由りゆう
基底変換きていへんかんchange of basis座標表示ざひょうひょうじcoordinate representation表現行列ひょうげんぎょうれつmatrix representationベクトルvectorそのもの、線型写像せんけいしゃぞうlinear mapそのもの表示ひょうじrepresentation対象たいしょうobject混同こんどうしないため
行基本変形ぎょうきほんへんけいelementary row operation方程式ほうていしきequation列空間れつくうかんcolumn space配置はいちarrangement連立方程式れんりつほうていしきsystem of equations解集合かいしゅうごうsolution set階数かいすうrankかくkerneleliminationかいsolutionめる根拠こんきょになるため
列基本変形れつきほんへんけいelementary column operation未知数みちすうunknown座標ざひょうcoordinate行空間ぎょうくうかんrow space表示ひょうじrepresentation列空間れつくうかんcolumn space階数かいすうrank生成系せいせいけいgenerating setえとして理解りかいするため
直交射影ちょっこうしゃえいorthogonal projectionベクトルvector部分空間ぶぶんくうかんsubspace成分せいぶんcomponent誤差ごさerror分解ぶんかいする部分空間ぶぶんくうかんsubspaceもっとちかてんpointという性質せいしつproperty最小二乗法さいしょうにじょうほうleast squares method理由りゆうになるため
対角化たいかくかdiagonalization座標軸ざひょうじくcoordinate axis行列表示ぎょうれつひょうじmatrix representation線型写像せんけいしゃぞうlinear map固有値こゆうちeigenvalue特性多項式とくせいたこうしきcharacteristic polynomial複雑ふくざつ変換へんかんtransformation方向ほうこうdirectionごとの倍率ばいりつscale factor分解ぶんかいするため

このひょうは、あと講義こうぎ証明しょうめいする性質せいしつ先取さきどりしている。順序じゅんじょとしてはすこさきることになるが、「なぜその操作そうさoperationかんがえるのか」は、保存ほぞんされるりょうると理解りかいしやすい。

0. 線型性せんけいせいlinearity線型写像せんけいしゃぞうlinear map行列ぎょうれつmatrixれつcolumn

最初さいしょくのは、線型性せんけいせいlinearityそのものである。線型性せんけいせいlinearityとは、加法性かほうせいadditivity同次性どうじせいhomogeneityにより、線型結合せんけいけつごうlinear combinationつくってからうつしても、うつしてからおな係数けいすうcoefficient線型結合せんけいけつごうlinear combinationしても一致いっちするという性質せいしつpropertyである。

この見方みかたさきくと、基底きていベクトルbasis vectorぞうimageだけで線型写像せんけいしゃぞうlinear mapまる理由りゆうかる。行列ぎょうれつmatrixれつcolumnは、その基底きていベクトルbasis vectorぞうimage記録きろくしたものである。以後いご行列積ぎょうれつせきmatrix product階数かいすうrank可逆性かぎゃくせいinvertibility固有値こゆうちeigenvalueは、すべてこの見方みかたうえげる。

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1. 計算道具けいさんどうぐcomputational tool基礎きそ

線型写像せんけいしゃぞうlinear mapとしての見方みかたったら、つぎに行列ぎょうれつmatrix実際じっさいあつかうための計算道具けいさんどうぐcomputational toolととのえる。行列ぎょうれつmatrixsumスカラーばいscalar multiplicationせきproduct単位行列たんいぎょうれつidentity matrix零行列れいぎょうれつzero matrix転置てんちtransposeは、線型写像せんけいしゃぞうlinear map座標表示ざひょうひょうじcoordinate representationあつかうための基本語彙きほんごいbasic vocabularyである。

ここでの注意点ちゅういてんは、計算けいさんcalculation線型写像せんけいしゃぞうlinear mapからはなさないことである。行列積ぎょうれつせきmatrix product写像しゃぞうmap合成ごうせいcompositionであり、単位行列たんいぎょうれつidentity matrixなにえない写像しゃぞうmapであり、零行列れいぎょうれつzero matrixすべてをれいzeroつぶ写像しゃぞうmapである。この意味いみたもったまま成分計算せいぶんけいさんcomponent calculationはいると、計算規則けいさんきそくcalculation rule暗記あんきではなく構造こうぞうstructureとしてえる。

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2. 連立一次方程式れんりついちじほうていしきsystem of linear equations基本変形きほんへんけいelementary operation可逆性かぎゃくせいinvertibility

行列ぎょうれつmatrix線型写像せんけいしゃぞうlinear mapとしてると、連立一次方程式れんりついちじほうていしきsystem of linear equations Ax=b は「出力しゅつりょくoutput b到達とうたつする入力にゅうりょくinput xさが問題もんだい」になる。ほうGaussian elimination解法かいほうsolution methodであると同時どうじに、階数かいすうrankぞうimageかくkernel自由度じゆうどdegree of freedom判定はんていする方法ほうほうmethodである。

行基本変形ぎょうきほんへんけいelementary row operation方程式ほうていしきequation同値性どうちせいequivalenceたもつ。列基本変形れつきほんへんけいelementary column operation列空間れつくうかんcolumn space階数かいすうrankたもつが、未知数みちすうunknown座標ざひょうcoordinateえる。逆行列ぎゃくぎょうれつinverse matrixは、情報じょうほうinformationうしなわれず任意にんい出力しゅつりょくoutputから入力にゅうりょくinput一意いちいunique復元ふくげんreconstructionできる条件じょうけんconditionとして理解りかいする。

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3. 基底変換きていへんかんchange of basis相似そうじsimilarity

基底変換きていへんかんchange of basisでは、ベクトルvector線型写像せんけいしゃぞうlinear mapそのものではなく、座標表示ざひょうひょうじcoordinate representationわる。相似そうじsimilarityおな線型写像せんけいしゃぞうlinear mapべつ基底きていbasisあらわ関係かんけいrelationであり、対角化たいかくかdiagonalization準備じゅんびになる。

data/lecture/math/linear-algebra/基底変換と相似-講義.n.md data/lecture/math/linear-algebra/線型写像と行列-講義.n.md

4. 行列式ぎょうれつしきdeterminant体積倍率たいせきばいりつvolume scale factor可逆性かぎゃくせいinvertibility

data/lecture/math/linear-algebra/行列式-講義.n.md data/lecture/math/linear-algebra/行列式の計算規則-講義.n.md data/lecture/math/linear-algebra/余因子展開と可逆性の判定-講義.n.md

行列式ぎょうれつしきdeterminantは、正方行列せいほうぎょうれつsquare matrix面積めんせきarea体積たいせきvolumeをどれだけ伸縮しんしゅくし、orientationたもつか反転はんてんするかをはかりょうquantityである。行列式ぎょうれつしきdeterminantが 0 でないことは、空間くうかんspaceつぶさず、入力にゅうりょくinput復元ふくげんreconstructionできることと対応たいおうする。

5. 内積ないせきinner product直交ちょっこうorthogonality射影しゃえいprojection

線型性せんけいせいlinearityだけでは、ながlength角度かくどangleあつかえない。内積ないせきinner productれると、ベクトルvectorながlength角度かくどangle直交ちょっこうorthogonality射影しゃえいprojectionはかれるようになる。直交射影ちょっこうしゃえいorthogonal projectionは、部分空間ぶぶんくうかんsubspaceもっとちかてんpointえら操作そうさoperationであり、最小二乗法さいしょうにじょうほうleast squares method幾何的きかてきgeometric理由りゆうになる。

data/lecture/math/linear-algebra/ノルムと三角不等式-講義.n.md data/lecture/math/linear-algebra/内積空間の基本-講義.n.md data/lecture/math/linear-algebra/複素内積とユニタリ行列-講義.n.md data/lecture/math/linear-algebra/直交化の基本-講義.n.md data/lecture/math/linear-algebra/直交補空間と射影-講義.n.md data/lecture/math/linear-algebra/最小二乗法の基本-講義.n.md

6. 固有値こゆうちeigenvalue固有こゆうベクトルeigenvector対角化たいかくかdiagonalization

data/lecture/math/linear-algebra/固有値と固有ベクトル-講義.n.md data/lecture/math/linear-algebra/対角化の基本-講義.n.md

固有値こゆうちeigenvalueは、固有こゆうベクトルeigenvector方向ほうこうdirectionえずに伸縮しんしゅくする倍率ばいりつscale factorである。対角化たいかくかdiagonalizationは、固有こゆうベクトルeigenvectorからなる基底きていbasis選択せんたくして線型写像せんけいしゃぞうlinear map方向ほうこうdirectionごとの倍率ばいりつscale factor分解ぶんかいする方法ほうほうmethodである。

7. 内積ないせきinner product固有値こゆうちeigenvalue交点こうてん

data/lecture/math/linear-algebra/対称行列と直交対角化-講義.n.md data/lecture/math/linear-algebra/二次形式と正定値行列-講義.n.md

対称行列たいしょうぎょうれつsymmetric matrixエルミート行列ぎょうれつHermitian matrixでは、固有こゆうベクトルeigenvector正規直交基底せいきちょっこうきていorthonormal basisとして選択せんたくできる。二次形式にじけいしきquadratic form正定値行列せいていちぎょうれつpositive definite matrixは、固有値こゆうちeigenvalue符号ふごうsign凸性とつせいconvexity最適化さいてきかoptimization接続せつぞくすることを確認かくにんする内容ないようである。

複素ふくそcomplexでは、正規行列せいきぎょうれつnormal matrixユニタリ対角化たいかくかunitary diagonalization基準きじゅんcriterionになる。エルミート行列ぎょうれつHermitian matrix正規行列せいきぎょうれつnormal matrixのうち固有値こゆうちeigenvalue実数じっすうreal numberとなる特別とくべつ場合ばあいであり、二次形式にじけいしきquadratic form正定値性せいていちせいpositive definiteness接続せつぞくしやすい。

複素ふくそcomplexながれでは、共役転置きょうやくてんちconjugate transpose随伴ずいはんadjoint確認かくにんしてから、エルミート行列ぎょうれつHermitian matrixユニタリ行列ぎょうれつunitary matrix正規行列せいきぎょうれつnormal matrixすすむと理解りかいしやすい。

data/lecture/math/linear-algebra/複素内積とユニタリ行列-講義.n.md

8. 発展はってんへの入口いりぐち

data/lecture/math/linear-algebra/最小多項式の基本-講義.n.md data/lecture/math/linear-algebra/ジョルダン標準形の入口-講義.n.md data/lecture/math/linear-algebra/特異値分解の入口-講義.n.md data/lecture/math/linear-algebra/擬似逆行列の基本-講義.n.md

最小多項式さいしょうたこうしきminimal polynomialジョルダン標準形ひょうじゅんけいJordan normal formは、対角化たいかくかdiagonalizationできない行列ぎょうれつmatrix構造こうぞうstructure記述きじゅつする。特異値分解とくいちぶんかいsingular value decompositionSVD擬似逆行列ぎじぎゃくぎょうれつpseudoinverseは、長方行列ちょうほうぎょうれつrectangular matrix階数落かいすうおrank deficient行列ぎょうれつmatrix射影しゃえいprojection最小二乗法さいしょうにじょうほうleast squares method接続せつぞくする。発展はってんでは、ジョルダン標準形ひょうじゅんけいJordan normal form一意性いちいせいuniquenessコンパクト SVDcompact SVDEckart-Young の定理ていりEckart-Young theoremペンローズの条件じょうけんPenrose conditionsまで確認かくにんする。

演習えんしゅうリンク

講義こうぎ定義ていぎdefinition理由りゆう確認かくにんしたら、演習えんしゅうexerciseでは計算けいさんcalculationできるかだけでなく、なに保存ほぞんpreservationし、なにえる操作そうさoperationなのかを診断しんだんする。具体例ぐたいれいworked example理解りかい固定こていするためのもの、演習問題えんしゅうもんだいexercise problem自分じぶん判断はんだんできるかを確認かくにんするためのものである。

data/exercise/math/linear-algebra/線型性と線型写像-基本演習.n.md data/exercise/math/linear-algebra/ベクトルと線型結合-基本演習.n.md data/exercise/math/linear-algebra/行列計算と線型変換-基本演習.n.md data/exercise/math/linear-algebra/基底変換と相似-基本演習.n.md data/exercise/math/linear-algebra/基本変形と連立一次方程式-基本演習.n.md data/exercise/math/linear-algebra/行列式と可逆性-基本演習.n.md data/exercise/math/linear-algebra/ベクトル空間・基底・階数-基本演習.n.md data/exercise/math/linear-algebra/内積・直交・射影-基本演習.n.md data/exercise/math/linear-algebra/複素内積とユニタリ行列-基本演習.n.md data/exercise/math/linear-algebra/固有値・対角化・発展-基本演習.n.md

推奨順序すいしょうじゅんじょ

線型性せんけいせいlinearityからはい推奨経路すいしょうけいろ

  1. 線型性せんけいせいlinearity加法性かほうせいadditivity同次性どうじせいhomogeneityから確認かくにんする。
  2. ベクトルvector基本演算きほんえんざんbasic operationを、線型性せんけいせいlinearityによって保存ほぞんpreservationされる操作そうさoperationとして確認かくにんする。
  3. 線型結合せんけいけつごうlinear combination生成空間せいせいくうかんspan確認かくにんする。
  4. 基底きていbasisにより任意にんいarbitraryベクトルvector一意いちいuniqueあらわせることを確認かくにんする。
  5. 線型写像せんけいしゃぞうlinear mapを、基底きていベクトルbasis vectorぞうimageまる変換へんかんtransformationとして理解りかいする。
  6. 行列ぎょうれつmatrixれつcolumnを、基底きていベクトルbasis vectorぞうimageとしてむ。
  7. 行列ぎょうれつmatrixせきproductを、線型写像せんけいしゃぞうlinear map合成ごうせいcompositionとして整理せいりする。
  8. 階数かいすうrankぞうimage次元じげんdimensionかくkernelれいzeroつぶれる入力方向にゅうりょくほうこうinput directionとしてむ。
  9. 連立一次方程式れんりついちじほうていしきsystem of linear equations行基本変形ぎょうきほんへんけいelementary row operation可逆性かぎゃくせいinvertibility写像しゃぞうmap情報保存じょうほうほぞんinformation preservationとして理解りかいする。
  10. 基底変換きていへんかんchange of basis表示ひょうじrepresentationだけをえる感覚かんかく確認かくにんする。
  11. 行列式ぎょうれつしきdeterminant体積倍率たいせきばいりつvolume scale factor内積ないせきinner productながlength角度かくどangle固有値こゆうちeigenvalue方向ほうこうdirectionごとの倍率ばいりつscale factorとして接続せつぞくする。

計算けいさんからはい補助経路ほじょけいろ

  1. 行列ぎょうれつmatrix基本演算きほんえんざんbasic operationサイズ条件じょうけんsize condition確認かくにんする。
  2. 行基本変形ぎょうきほんへんけいelementary row operation階段形かいだんけいechelon formもちいてほうGaussian elimination進行しんこうする。
  3. 逆行列ぎゃくぎょうれつinverse matrix計算手順けいさんてじゅんcomputational procedure行列式ぎょうれつしきdeterminant計算規則けいさんきそくcalculation rule確認かくにんする。
  4. 計算けいさんcalculationピボットpivot階数かいすうrank行列式ぎょうれつしきdeterminantを、線型写像せんけいしゃぞうlinear mapぞうimageかくkernel体積倍率たいせきばいりつvolume scale factorとしてなおす。
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