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線型結合と張る空間の基本md 544f88f
lecture/math/linear-algebra/線型結合と張る空間の基本-講義.n.md
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線型結合せんけいけつごうlinear combination空間くうかん基本きほん

導入どうにゅう

この講義こうぎ重要じゅうようなのは、線型結合せんけいけつごうlinear combinationは、あたえられたベクトルを材料ざいりょうにして到達可能とうたつかのう方向ほうこうつく操作そうさoperationであるということである。

基底きていbasis階数かいすうrank理解りかいするには、まず「どのベクトルをわせると、どの範囲はんいまで到達とうたつできるか」を確認かくにんする必要ひつようがある。

用語ようご定義ていぎ

たい K じょうのベクトル空間くうかんかんがえる。ベクトル v1,[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"dots\")")],vk とスカラー c1,[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"dots\")")],ckKたいして

c1v1++ckvk

線型結合せんけいけつごうLinear combinationという。

空間くうかんSpan とは、すべての線型結合せんけいけつごうlinear combinationられる集合しゅうごうsetである。

span(v1,[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"dots\")")],vk)={c1v1++ckvkc1,[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"dots\")")],ckK}

部分空間ぶぶんくうかんSubspace とは、れいベクトルをふくみ、とスカラーばいじているベクトル集合しゅうごうsetである。空間くうかんは、材料ざいりょうベクトルをふく最小さいしょう部分空間ぶぶんくうかんsubspaceである。

なぜ span(v1,[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"dots\")")],vk)部分空間ぶぶんくうかんsubspaceになるかを確認かくにんしておく。まず c1==ck=0ればれいベクトルがはいる。つぎに

x=i=1kaivi,y=i=1kbivi

が span にぞくするとき、

x+y=i=1k(ai+bi)vi

おな材料ざいりょうベクトルの線型結合せんけいけつごうlinear combinationである。また、スカラー rK について

rx=i=1k(rai)vi

も span にぞくする。したがって、span はれいベクトル、、スカラーばいたも集合しゅうごうsetであり、部分空間ぶぶんくうかんsubspaceである。

方針ほうしん

2 ほんのベクトルからはじめ、係数けいすうcoefficient変化へんかさせるとどの範囲はんいられるかを確認かくにんする。そのあと、れつベクトルcolumn vectorならべた行列ぎょうれつmatrix判定はんていする方法ほうほう接続せつぞくする。

data/lecture/math/linear-algebra/ベクトルの基本演算-講義.n.md

直感的ちょっかんてき説明せつめい

1 ぽん非零ひぜろベクトルを定数倍ていすうばいすると、原点げんてんとおる 1 ぽん直線ちょくせんられる。2 ほんきがことなるベクトルをわせると、平面へいめん全体ぜんたいつくれる場合ばあいがある。

線型結合せんけいけつごうlinear combinationは、材料ざいりょうベクトルから作成可能さくせいかのう全体ぜんたい調査ちょうさする操作そうさoperationである。

空間くうかんたんなるてんあつまりではない。れいベクトルをふくみ、とスカラーばいじるため、部分空間ぶぶんくうかんsubspaceになる。この性質せいしつにより、列空間れつくうかんcolumn space基底きていbasisおな言葉ことば記述きじゅつできる。

厳密げんみつ説明せつめい

v1=(1,0)Tv2=(0,1)T とする。このとき

av1+bv2=(a,b)T

である。a,b自由じゆう選択せんたくできるため、R2任意にんいのベクトルを表現ひょうげんできる。

一方いっぽうw1=(1,1)Tw2=(2,2)T では

aw1+bw2=(a+2b)(1,1)T

であり、られるのは直線ちょくせんだけである。2 ほんあっても、方向ほうこう重複ちょうふくしていれば平面へいめん全体ぜんたいれない。

よくある誤解ごかい

  • ベクトルの本数ほんすうおおければひろ空間くうかんるとはかぎらない。方向ほうこう重複ちょうふく重要じゅうようである。
  • 線型結合せんけいけつごうlinear combinationでは、係数けいすうcoefficient任意にんい選択せんたくする。特定とくてい係数けいすうcoefficient 1 くみだけを考察こうさつしてはならない。
  • 空間くうかん材料ざいりょうベクトルの配置はいち決定けっていされる。

どこまでつか

線型結合せんけいけつごうlinear combination定義ていぎ任意にんいのベクトル空間くうかん成立せいりつする。多項式たこうしき関数かんすうにおいても、とスカラーばい定義ていぎされていればおなかんがえをもちいる。

最終形さいしゅうけい

[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]span(v1,[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"dots\")")],vk)={c1v1++ckvk}
[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]張る空間は到達可能な線型結合全体である
[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"boxed\")")]span(v1,[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"dots\")")],vk)は部分空間である

演習えんしゅうリンク

data/exercise/math/linear-algebra/ベクトルと線型結合-基本演習.n.md

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